日本肢体不自由者卓球協会は14日までに、2028年ロサンゼルスパラリンピックに向けた強化体制を発表し、卓球女子で元日本代表の加藤美優(25)がナショナルコーチに就任した。車いすと立位のクラスを担当する。 2019年世界選手権個人戦シングル…
日本肢体不自由者卓球協会は14日までに、2028年ロサンゼルスパラリンピックに向けた強化体制を発表し、卓球女子で元日本代表の加藤美優(25)がナショナルコーチに就任した。車いすと立位のクラスを担当する。
2019年世界選手権個人戦シングルス8強などの実績を持つ加藤は現在、本格的な競技活動を休止し、卓球の普及活動に取り組んでいる。同協会は「世界を経験した経歴をパラ卓球の世界でも発揮してもらいたく、大きな期待を寄せているところです」と起用の意図を説明した。
◆加藤 美優(かとう・みゆ)1999年4月14日、東京・武蔵野市生まれ。25歳。6歳から卓球を始め、JOCエリートアカデミーなどを経て、2022年3月まで日本ペイントマレッツに所属。12年全日本選手権で小学生史上最多の女子シングルス4勝。16年世界ジュニア選手権団体優勝、シングルス銅メダル。世界選手権は17年に初出場で16強、19年は8強。世界ランク最高は18年1月の13位。159センチ。家族は両親。