ドジャースは14日、東京ドームで公式練習を行った。球場には1万507人のファンが詰めかけ、大谷翔平投手の登場には大歓声があがった。大谷もガッツポーズを見せると、ボルテージは最高潮となり、異様な雰囲気がドームを包んだ。 練習中盤、大谷が一塁…

 ドジャースは14日、東京ドームで公式練習を行った。球場には1万507人のファンが詰めかけ、大谷翔平投手の登場には大歓声があがった。大谷もガッツポーズを見せると、ボルテージは最高潮となり、異様な雰囲気がドームを包んだ。

 練習中盤、大谷が一塁ベンチから姿を見せた。その瞬間、スタンドのファンはスマホのカメラを構えた。大歓声が沸き起こり、大谷のガッツポーズでさらにヒートアップ。ビジョンに姿が映し出されただけでも「おおーっ!」というどよめきがわき起こった。

 今回の公式練習は1階内野席の指定されたエリアに限り、ファンに開放された。来日直前の3月12日からチケットが発売されており、スタンドの埋まり具合を見るとほぼ完売だったとみられる。

 大谷はその後、ダッシュなどで調整。グラウンドに滞在したのは13分間だった。会見では「まず時差ぼけを直すこと」とテーマを語り、大半を室内での調整に費やした。15日は巨人とのエキシビションマッチが行われる予定。ロバーツ監督は日本開幕シリーズの2試合にDHで出場することを明言し「10打席くらい、いい打席を過ごしてくれたら」と語っていた。