第2戦で先発する佐々木。オープン戦で指揮官の信頼を勝ち取ったようだ(C)Getty Images 東京ドームを舞台に行われる今季のMLBオープニングゲーム、ドジャースとカブスによる2連戦が近づいている。すでに両チーム選手、スタッフが来日し、…
第2戦で先発する佐々木。オープン戦で指揮官の信頼を勝ち取ったようだ(C)Getty Images
東京ドームを舞台に行われる今季のMLBオープニングゲーム、ドジャースとカブスによる2連戦が近づいている。すでに両チーム選手、スタッフが来日し、各選手の声や表情なども日本国内で報じられており、野球ファンの期待は日々、高まり続けている。
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見どころだらけとも言えるドジャースとカブスの日本遠征、やはり大きな焦点のひとつが5人の日本人選手のプレーだ。ドジャースの大谷翔平や山本由伸、佐々木朗希、カブスの鈴木誠也、今永昇太、それぞれの活躍に多くの日本のファンは期待を寄せる。
その中でも、ドジャース2戦目の先発が発表された佐々木のMLBデビューは当然、国内外で大きな注目を集めることになる。来日直前のタイミングでデーブ・ロバーツ監督が公言しており、“怪物”は母国で初の公式戦先発マウンドを踏むことが決定した。
世界王者として来日するドジャースの重要な開幕カードで先発を託された佐々木。想像を超える重圧を背負いながらの登板となることも予想されるものの、起用を決断した指揮官からは佐々木の初先発について、自信に満ちたコメントが発せられている。
米メディア『Sports Illustrated』が現地時間3月12日、東京開幕シリーズの特集記事を配信。その中で、ロバーツ監督が佐々木に対し、「彼は先発の座を勝ち取った」と述べたことを伝えており、さらに以下のような言葉も綴られている。
「彼をとても誇りに思うよ。ドジャースでプレーする若手選手がこうして結果を出しているのは素晴らしいことだし、彼の才能は間違いない。我々も彼の存在にワクワクしている。彼にとっても、チームにとっても、そして野球界全体にとっても素晴らしいことだと思う」
また同メディアも、佐々木のオープン戦での好投を伝えており、「23歳の若き天才投手が7イニングで7奪三振、防御率0.00という圧巻の成績を残している。彼の代名詞とも言える『魔球』スプリッターは、その評判通りMLBレベルの打者たちを翻弄している」とパフォーマンスを絶賛。その上で、日本でMLBデビューを果たすことについて、「野球というスポーツの発展にとっても大きな意味を持つ歴史的な出来事となる」と論じている。
今回の東京シリーズはまさに、佐々木の先発登板決定により、さらに注目度が跳ね上がったと言えるだろう。スタジアムの大観衆に包まれ、海外からの視線も注がれるメジャー初マウンド。その瞬間は刻一刻と近づいている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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