フリーマンが米メディアで発した発言が波紋を広げている。(C)Getty Images ドジャースのスターが放った一言が予期せぬ形で波紋を呼んでいる。 物議を醸すキッカケとなったのは、米紙『Orange County Register』の取材…

フリーマンが米メディアで発した発言が波紋を広げている。(C)Getty Images

 ドジャースのスターが放った一言が予期せぬ形で波紋を呼んでいる。

 物議を醸すキッカケとなったのは、米紙『Orange County Register』の取材に応じたフレディ・フリーマンの発言だ。日本で迎えるカブスとの開幕シリーズを目前にした35歳は「韓国のときより10倍すごいことになるだろうね」と、昨年にソウルで行われたパドレスの開幕シリーズとの比較を展開。「僕たちの予想を吹き飛ばすようなエキサイティングなものになると思う。韓国に到着してたときもかなりクレイジーだったけど、東京に着いたときどうなるか、想像もつかないよ」と話した。

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 大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希の日本人トリオが揃う中での来日にフィーバーを予測したフリーマン。おそらく、彼の言葉に「すごいことになるだろう」という以外の他意はない。だが、昨季の開幕シリーズとの比較を口にしたために、韓国メディアが反発。思わぬ批判が飛んでいる。

 日刊紙『朝鮮日報』は「意図は分かるが気分が悪い」と銘打ち、フリーマンの言動を批判。「ただ期待をするのは良いが、他国への配慮はなかった」と辛辣な意見を飛ばした。

「フリーマンが語ったのは、それだけ大谷が日本ですごい存在だという意味ではある。だが、わずか1年前に意気揚々とドジャース選手団を迎え入れ、首尾よく開幕シリーズを行った韓国の野球ファンにとっては残念な話でもあった」

 さらに韓国メディア『OSEN』は「大谷旋風は場所を選ばない」と、日本における大谷の凱旋フィーバーぶりを伝えた上でフリーマンの発言をクローズアップ。「彼の発言の日本人選手たちのためだろうが、昨年に韓国で熱烈な“おもてなし”を受けた記憶は忘れたのか」と指摘した。

 何気ない比較すらもホットな話題となってしまう大谷。その娯楽性は球界における彼のスター性を物語っていると言えよう。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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