3月9日放送の『ABEMAスポーツタイム』で、1.FSVマインツ05に所属する佐野海舟に密着。開幕からフル出場する佐野…

3月9日放送の『ABEMAスポーツタイム』で、1.FSVマインツ05に所属する佐野海舟に密着。開幕からフル出場する佐野の躍進を紹介した。
昨夏チームに合流した佐野は開幕から25試合すべてでスタメン出場。120年の歴史を持つ古豪マインツの熱いサポーターからも「1対1に強くて運動量もある。本当にずば抜けている」「ブンデスリーガで最高のボランチ」と大絶賛されており、昨年末のバイエルン戦でも強豪相手にディフェンスで勝利に貢献した。
バイエルンに初黒星をつけた同試合ではチームメイトが喜びを爆発させる中、ひとり何かを思案しているかのような表情を見せていた佐野。当時の心境について「勝ったことは嬉しかったけど、ぜんぜん通用しなかったこともたくさんあった。終わって、振り返らないといけないなあと思っていた」と明かす。

「試合の日に考え尽くしたいタイプ。全試合やっている」という佐野は、「自分はブンデス1年目。今まで戦ったことのないスタジアムと相手が続くので、そこでどれだけ準備できるかである程度勝負は決まると思っている」と、選手としての冷静かつ熱いスタンスを吐露。試合前には対戦チームの2試合分をフルで見て自分なりにまとめ、試合後には分析と対策について振り返るという。
そんな佐野について、マインツのヘンリクセン監督は「佐野は少し内省的で物静か。ベストを尽くしたい思いは伝わってくる」と評しつつ、「毎試合12~13キロ走っている。圧倒的なスピード、ジャンプ力、ヘディング、守備力が非常に高い。マインツで活躍するだけでなく、世界一流になるための要素がある」と絶賛していた。
(ABEMAスポーツタイム)