今季もやります、「吉田みくじ」。J2ブラウブリッツ秋田の後援会はホーム戦19試合で、吉田謙監督(55)の語録を盛り込ん…

 今季もやります、「吉田みくじ」。J2ブラウブリッツ秋田の後援会はホーム戦19試合で、吉田謙監督(55)の語録を盛り込んだ「おみくじ」を用意する。独特の言い回しで知られる熱い監督のコメント。チームは15日に本拠初戦を迎える。選手の奮闘する姿だけでなく、「お言葉」でも元気づけてもらえる?

 吉田監督が試合後などに発するコメントをチームの公式HPなどから拾い、2023年シーズンからおみくじにしている。

 例えば《弱点は大きな強みにもなる》。監督によると、「弱点をさらけ出し、本気で克服しようとする姿は人を強くし、チームも強くする」というのがその意味だ。

 《日常こそ全て 日常こそ奇跡》は、「感謝を込めて日常からベストをつくす。日々サッカーをさせていただけることが奇跡。秋田の地で全国から集まった熱い人たちとともに歩むことが奇跡」。《心が勇ましい時は 後悔する必要はない》は、「覚悟、腹を決めて勇敢に戦うことで人は強くなる」とのこと。

 後援会の中村建吾常務理事は「自分なりにも解釈できるし、前を向ける言葉ばかりです」。監督は選手への苦言など後ろ向きの話はまずしない。その訳を問うと「信じる力を信じています」と、これまた吉田節の答えが返ってきた。おみくじの運勢欄も「きょう」は凶ではなく「強」。吉、大吉、強、最強と明るい兆しの4種類だ。

 おみくじはソユースタジアム正面のブースで引くことができ、1回100円。収益は新スタジアム整備の寄付金にあてるといい、これまで計71万円余りになっている。

 「謙さんファンは相手チームにもいますね。ありがたい」と、チームの担当者。ブースには「ここか」と、アウェーのサポーターもよく訪れる。後援会は今季、サポーターからも心に響いたコメントを公募し、語録を充実させている。(隈部康弘)

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 ブラウブリッツは15日、本拠初戦を迎える。開幕4試合は、2連勝スタートのあと2連敗で8位。悪い流れを切りたいところで、2季目のFW小松蓮選手が4戦連続の計5ゴールと好調だ。ツートップを組む梶谷政仁選手との役割分担ができており「やりやすさを感じている」。相手はJ1から降格してきたコンサドーレ札幌。現在、4連敗で最下位の20位だが、攻撃力は侮れない。