サッカー日本代表の森保一監督が“追加招集”を示唆した。【映像】日本代表のメンバー発表会見 日本サッカー協会は3月13日、記者会見でFIFAワールドカップ2026・アジア最終予選(3次予選)に臨む日本代表メンバーを発表。ここまで5勝1分でグ…

 サッカー日本代表の森保一監督が“追加招集”を示唆した。

【映像】日本代表のメンバー発表会見

 日本サッカー協会は3月13日、記者会見でFIFAワールドカップ2026・アジア最終予選(3次予選)に臨む日本代表メンバーを発表。ここまで5勝1分でグループCの首位に立つ日本代表は、3月20日にバーレーン代表、25日にサウジアラビア代表といずれもホームの埼玉スタジアム2002で対戦する。バーレーン戦に勝利すれば3試合を残して日本史上最速でのワールドカップ出場決定(8大会連続8回目)となり、開催国枠のアメリカ、カナダ、メキシコを除いて世界最速での本選出場決定にもなる。

 この大事な2連戦に向けては、GK鈴木彩艶(パルマ)、DF板倉滉(ボルシアMG)、MF遠藤航(リヴァプール)、MF久保建英(レアル・ソシエダ)、MF三笘薫(ブライトン)などの主力組が招集され、故障による長期離脱から復活したDF伊藤洋輝(バイエルン)が約9か月ぶりの復帰を果たした。初招集はゼロだった。

 ただ、最近の日本代表は27人を招集してきたものの、今回は25人。試合ごとの登録メンバーは23人ではあるが、怪我やコンディション不良など不測の事態は常に起こりうる。会見でその点について聞かれた森保監督は、「現在、招集できるかどうかを確認している選手がいます。今、コンディション状態は間違いなく上がってきていることは確認していますが、最終的にギリギリまで見て招集できるかどうか、週末の試合を見て決めたいと思います。Jリーグや海外の試合を見て、どうするか決めます」と説明した。

 DF冨安健洋(アーセナル)や谷口彰悟(シント=トロイデン)は怪我で長期離脱中のため呼ばれる可能性は低いが、今予選でレギュラークラスになっていたDF町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ)とFW小川航基(NEC)の怪我は軽症の可能性もある。とくに小川に関して森保監督は今週末の試合を見て決めたいとしており、「できないと判断したら、また違う選択肢を考えたい」と語った。

 さらに森保監督は改めて、「基本的には27人にしたいと思っている。これまで招集してきた選手なのかにもよって違ってくると思うし、そこはどういう選手を招集するかで考えたいが、基本的には27人の招集を考えている」と強調。最終的には従来通りの27人体制にする意向で、今週末のJリーグと海外リーグをチェックしてから2人の追加招集が決まる予定だ。

(ABEMA NEWS)