【UEFAチャンピオンズリーグ】アトレティコ・マドリード 1-0 レアル・マドリード(日本時間3月13日/エスタディオ・リアド・エア・メトロポリターノ)【映像】レアル守備陣を瞬間崩壊させた超高速カウンター 衝撃の28秒に、レアル・マドリード…

【UEFAチャンピオンズリーグ】アトレティコ・マドリード 1-0 レアル・マドリード(日本時間3月13日/エスタディオ・リアド・エア・メトロポリターノ)

【映像】レアル守備陣を瞬間崩壊させた超高速カウンター

 衝撃の28秒に、レアル・マドリードが誇るディフェンスリーダーもなす術なく立ち尽くすしかなかった。アトレティコ・マドリードの先制シーンで見せたDFアントニオ・リュディガーの表情が、驚きのゴールを物語っていた。

 レアル・マドリードは、UEFAチャンピオンズリーグ・ベスト16 2ndレグでアトレティコ・マドリードとの“マドリッド・ダービー”を戦った。1stレグを2ー1で制し、有利な立場で2戦目を迎えたレアル・マドリードだったが、開始早々にそのリードを吐き出してしまう。

 アトレティコ・マドリードのボールでキックオフした一戦。前線からプレスを仕掛けるレアル・マドリードだったが、一本のロングパスで曲面を変えられると、DFラウール・アセンシオのクリアボールがFWアントワーヌ・グリーズマンに奪われてカウンターを浴びる。

 サイドに流れたMFロドリゴ・デ・パウルにグラウンダーのクロスを入れられると、ニアサイドに走り込んだMFジュリアーノ・シメオネがスルー。ファーサイドに詰めていたMFコナー・ギャラガーに押し込まれ、開始28秒で失点を喫した。

 レアル・マドリードにとっては、あまりにも早すぎる失点。さらに守りの人数も足りていただけに悔やまれる立ち上がりとなった。中継映像に映ったリュディガーは、その場に立ち尽くし、遠くを見つめる。その表情は虚無のように映った。

 このゴールについて解説の風間八宏氏は「素晴らしい。いやー早かったですね。サイドにボールが出た時、すぐに中に選手が構えていました。どんどん後ろから出てきて、中の選手は先に前に体が入っている。前への推進力がありましたね」と迫力あるアトレティコ・マドリードの攻撃を称賛した。

 またABEMAのコメント欄やSNSのファンたちも「アトレティコの超高速弾!」「早すぎる!」「擬似カウンターからの狙った形だろうな」「すごい綺麗にハマったな」など称賛の声が見られた。一方、レアル・マドリードの守備については「守備がザルなんだよ」「なんでこんなに簡単に崩されるのよ」「気抜いてたか?」「ムカつくくらい綺麗にやられた」「人数いるのにこんなにやられるってなんだよ」と苛立ちを隠せず。またリュディガーに対しても「そりゃこんな顔になるよな」「立ち尽くすリュディガー」「虚無ってるじゃん」といった反応も見られた。

 この失点で2戦合計2ー2とされたレアル・マドリードだったが、そのまま迎えたPK戦を4ー2で制し、ベスト8進出を決めている。
(ABEMA/WOWSPO/UEFAチャンピオンズリーグ)