キム・ヘソンに逆風が吹いている(C)Getty Images ドジャースは現地時間3月11日(日本時間12日)、7選手に…

キム・ヘソンに逆風が吹いている(C)Getty Images
ドジャースは現地時間3月11日(日本時間12日)、7選手にマイナー降格を伝えた。先発候補だったボビー・ミラー、韓国プロ野球から移籍したキム・ヘソンに加え、ジオバニー・ガイエゴス、ダルトン・ラッシング、デビッド・ボート、マイケル・チャビス、エディ・ロサリオが含まれている。
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ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は「韓国で4度のゴールデングラブ賞を獲得したキムにとって、守備は最大の課題ではなかった。問題は打撃だった」と、メジャーの速球に対応し切れないなど打撃面を指摘した。キムはオープン戦15試合で29打数6安打の打率.207、1本塁打、3打点という成績だった。
また、ドジャース専門メディア『Dodgers Way』は、ギャビン・ラックスがレッズに移籍したことに触れ、ドジャースがキム・ヘソン獲得のためにラックスを手放したことを「後悔することになるかもしれない」と記していた。
ラックスは昨季、ドジャースで139試合に出場し打率.251、10本塁打、50打点、出塁率.320、長打率.383、OPS.703を記録した。ポストシーズンでは12試合で1本塁打、4打点だった。内野が飽和状態だったチーム状況から放出されることになった。
同メディアは、レッズはラックスの多才さを高く評価しているとし、「ドジャース移籍が正しかったかどうかは、時が経てばわかるだろう」と意味深に伝えた。
ドジャースの「正二塁手」として期待された“韓国の逸材”は、逆風の中でメジャー昇格を目指す。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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