鹿児島ユナイテッドFCは11日、「本日の一部報道について」として声明を発表した。 11日、鹿児島の徳重剛代表が関連団体の…

鹿児島ユナイテッドFCは11日、「本日の一部報道について」として声明を発表した。

11日、鹿児島の徳重剛代表が関連団体の理事だった男性の辞任届を無断で作成し鹿児島地方法務局に提出したとして、電磁的公正証書原本不実記録などの疑いで鹿児島地検に書類送検されたと報じられていた。

この件を受け、鹿児島が声明を発表し、経緯を説明している。

「今回報じられた鹿児島ユナイテッドFCに関連のある一般社団法人については、2020年に法務局の指摘により、2015年から同社の理事の就任や退任の登記手続きが更新されていなかったことが判明していました」

「もともと、同社の理事の就任・退任については、鹿児島ユナイテッドFCを運営する株式会社の役員と理事を整合させるという共通認識のもと行うことになっていたことから、2017年に任期満了による退任となる理事について、2016年に辞任という登記手続きを2020年に遡って行いました」

「しかし、今回、その際の本人への確認不足等により登記手続きに不備があったと指摘されたという内容です。なお、当該理事については勤務実態がありませんでした」

報じられていた内容については事実であり、捜査についても「すでに誠実に対応しており、今後も丁寧に対応して参ります」とし、「今後も専門家等の助言を頂きながら再発防止に努めて参ります」としている。

また、鹿児島は「スポンサー企業の皆様、ファン・サポーターの皆様、地域の皆様をはじめ、クラブを支えてくださるすべての方々に多大なるご心配をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます」と謝罪している。