明治安田J2では初めてとなる、愛媛FCとFC今治が戦う「伊予決戦」が8日、松山市のニンジニアスタジアムであり、今治がエ…

 明治安田J2では初めてとなる、愛媛FCとFC今治が戦う「伊予決戦」が8日、松山市のニンジニアスタジアムであり、今治がエースの2発で3―2で逆転勝ちした。

 両チームが相まみえるのは愛媛が勝ってJ2復帰を決めた試合となった一昨年11月以来。

 先制は愛媛。甲田英将選手が至近距離のゴールキーパーをかいくぐって押し込んだ。今治は後半3分、クロスを加藤潤也選手が頭でつないだボールに、マルクス・ヴィニシウス選手が頭から飛び込んで追いついた。

 以降、今治がボール保持で優位に立った。だが愛媛がコーナーキックから再びリードを奪う。しかし今治は慌てず、愛媛に圧力をかけ続けた。

 37分、コーナーキックのこぼれ球を近藤高虎選手がボレーシュートで沈めて再び同点。さらに、19歳梅木怜選手が自陣からドリブルで上がりクロス。ヴィニシウス選手が驚異的な高さのヘディングで勝負を決めた。

 試合後、今治の倉石圭二監督は前半は良くなかったとしつつ、「諦めない部分が結果に出たことは今後につながる。連勝も自信になる」と話した。

 愛媛のシュートは得点した2本だけ。石丸清隆監督は、セカンドボールの奪い合いで上回られたことを主な敗因とした。昨季からシーズンをまたいで、リーグ戦で15試合勝利がない。2点目を挙げた山原康太郎選手は「みんな下を向くことなくやれていた」と、反転攻勢を期した。(中川壮)