◇米国女子◇ブルーベイLPGA 最終日(9日)◇鑑湖ブルーベイGC(中国)◇6712yd(パー72)今季から米ツアーに…
◇米国女子◇ブルーベイLPGA 最終日(9日)◇鑑湖ブルーベイGC(中国)◇6712yd(パー72)
今季から米ツアーに主戦場を移したルーキーの竹田麗央が、2024年11月の日本開催「TOTOジャパンクラシック」に続く通算2勝目を飾った。同年の海外メジャー好成績による自信の芽生えから、ツアーメンバーとして初優勝を飾るまでの軌跡を追う。
「意外といけるな」 初の海外メジャーでトップ10
2024年4月の初優勝を含む日本ツアー3勝を経て、初めて海外メジャーに挑戦した6月「全米女子オープン」。竹田の「どこまでできるか、ちょっと不安だった」という心配は、ホールを重ねるごとに自信へと変わっていった。16位で決勝ラウンドに進み、9位でのフィニッシュに「意外といけるな…と」。3週後のメジャー「KPMG全米女子プロ選手権」への参戦も決めるなど(結果は32位)、海外挑戦への意識を強める4日間となった。
米ツアー最終予選会にエントリー
米女子ツアー最終予選会(Qシリーズ)へのエントリーを明かしたのは昨年10月。「自分のゴルフに自信が持てるようになった。アメリカでもやってみたい」。9月に国内メジャー「ソニー日本女子プロ選手権」と「日本女子オープン」を制し、10年以内に行使できる5年シードの獲得も大きかった。元賞金女王で米ツアーでもプレーした叔母・平瀬真由美から挑戦を促されたことも決断を後押し。当初は「もうちょっと先かな」と思い描いていた米ツアー参戦へのプランを前倒し、海を渡る決意を固めた。
「TOTO」優勝で予選会回避 “最短ルート”で米ツアーメンバーに
米ツアー挑戦を決めた竹田にとって、11月の日米共催「TOTOジャパンクラシック」は大きな意味を持つ4日間だった。優勝すれば米ツアーの2年シードが付与され、12月の最終予選会に臨むことなく“最短ルート”でツアーメンバーの資格を得られる。「優勝できたら、すごくいい」という願いは届き、マリナ・アレックスをプレーオフで破り勝利。「(予選会を)受けなくて良くなった。それが一番うれしい」。決着の瞬間は笑顔で両腕を突き上げ、竹田には珍しい大きなアクションで優勝を喜んだ。
“デビュー戦”で充実の船出 「すごくいい経験」
晴れて米ツアーメンバーとして海を渡った2025年は、直近2年間の優勝者が出場する2月の開幕戦「トーナメント・オブ・チャンピオンズ」でシーズンイン。初戦で8位の成績を収め、「すごくいい経験ができた」と充実の船出となる。
第2戦「ファウンダーズカップ」(45位)を挟み、米国2連戦からタイに舞台を移した第3戦「ホンダ LPGAタイランド」では、今季2度目のトップ10入りとなる9位。日本で強力なライバルだった山下美夢有、岩井明愛、岩井千怜とも争うルーキー・オブ・ザ・イヤーのポイントレースでもトップに立ち、早くも“日本最強プレーヤー”の存在感を示し始めた。
ソレンスタムと“叔母トーク”も 竹田麗央がデビュー戦でトップ10入り
「64」ツアーメンバー5試合目で優勝
そして、中国で迎えた第5戦。強風が吹き続けたフィールドで3日目まで唯一の60台となる「69」を並べ、2打リードの単独首位で最終日へ。後続に6打差をつける「64」でゴールテープを切り、2022年「スコットランド女子オープン」を制した古江彩佳に次ぐ日本勢3年ぶりのルーキー優勝を決めた。