9日、明治安田J3リーグ第4節の4試合が各地で行われた。 1試合未消化で1勝1分けのヴァンラーレ八戸は、1勝2敗のSC相…

9日、明治安田J3リーグ第4節の4試合が各地で行われた。

1試合未消化で1勝1分けのヴァンラーレ八戸は、1勝2敗のSC相模原をホームに迎えた一戦。前半から2点のリードを得たのは相模原。19分のPKのピンチをGKノアム・バウマンが救うと、2分後に武藤雄樹が右クロスに合わせて先制。29分には再び武藤が右クロスからヘディングで追加点を奪う。

後半に入ると八戸が反撃。49分、佐藤碧のシュートをGKバウマンがこぼすと、井波勇太が抜け目なく押し込む。このシーンでバウマンが負傷交代すると、終盤には審判への抗議によるシュタルフ悠紀ヒャルト監督の退場もあった相模原だが、1-2で八戸を振り切って今シーズン2勝目を手にしている。

無敗を継続しながら2試合連続ドローのアスルクラロ沼津は、降格組で2連敗中の栃木SCとホームゲーム。栃木SCは立ち上がりから菅原龍之助に決定機があったが、シュートは枠の左。沼津もチャンスを活かせず前半を終える。

58分に棚橋尭士が決定機を迎えた栃木SCは、81分に揚石琉生の直接FKがクロスバーを直撃。直後には矢野貴章のヘディングシュートもあったが、結局ゴールは奪えずゴールレスドローで決着した。

開幕戦こそ落としたものの、その後2連勝のテゲバジャーロ宮崎は、まだ勝利がない松本山雅FCとホームで対戦。どちらもチャンスを作ったが最終局面での精度を欠き、こちらもゴールレスドローで終えている。

昇格組でJリーグ初勝利を狙う高知ユナイテッドSCは、1勝1分けのツエーゲン金沢とアウェイで対戦。16分に小林心が2試合連続ゴールを奪うと、54分には2点目をゲット。金沢の反撃を土信田悠生の1点にとどめ、記念すべきJリーグ初勝利を手にした。

◆明治安田J3リーグ第4節

3月9日(日)

ヴァンラーレ八戸 1-2 SC相模原

ツエーゲン金沢 0-0 高知ユナイテッドSC

アスルクラロ沼津 0-0 栃木SC

テゲバジャーロ宮崎 0-0 松本山雅FC

3月8日(土)

福島ユナイテッドFC 4-3 FC岐阜

AC長野パルセイロ 1-2 栃木シティ

奈良クラブ 2-1 FC琉球

FC大阪 1-0 ガイナーレ鳥取

ギラヴァンツ北九州 2-0 カマタマーレ讃岐

鹿児島ユナイテッドFC 5-2 ザスパ群馬