◇米国男子◇アーノルド・パーマー招待 presented by マスターカード 3日目(8日)◇ベイヒルクラブ&ロッジ…

松山英樹は最終日の巻き返しを期した

◇米国男子◇アーノルド・パーマー招待 presented by マスターカード 3日目(8日)◇ベイヒルクラブ&ロッジ(フロリダ州)◇7466yd(パー72)

4つ落として迎えた後半16番(パー5)から、松山英樹が立て続けに見せ場を作った。残り199ydのセカンドで慎重に風を読み、番手を持ち替えたアイアンショットで左奥ピンの右下2m弱に絡めてイーグルを奪取。17番(パー3)も奥のカラーからクリーンにボールを拾ったチッピングでカップに流し込み、喝采を浴びた。

17番はチップインで喝采を浴びた

「16番が特段良かったわけじゃない。ほかのホールも良かったところで結果がついてきていない」。派手な見せ場以外にも好ショットを披露しながら、ラウンドを通してみれば2オーバー「74」とスコアを落とした。通算3オーバー33位に後退し、もどかしさがにじむ。

3Wのティショットをフェアウェイに運んだ3番でセカンドをピンそば1.5mにつけた。しっかりと2打でつないで前半早々にチャンスメークできたのは今週3日間で初めてだったが、絶好機を決めきれず勢いに乗れなかった。

週末でコンディションも変化しグリーンに苦しんだ

週末になってコンディションも変化しているグリーンは、ところどころ見た目も茶色に。しっかりスピードも出ており、いっそうタフになった。5番で3パットボギー。それでも、ティショットが左の湖すれすれに飛んだ6番(パー5)で左足下がりのライからアイアンで鮮やかに2オン。2パットでバウンスバックを決めた。

際どいジャッジを迫られたのはボギーの9番。セカンドを奥にこぼし、カラーからパターで傾斜を駆け上がらせる寄せを試みてショートした。ツアー屈指のウェッジワークを生かしたリカバリーを選ばなかったのが、このベイヒルの難しさ。ピンが切られたエリアは極めて狭く、アプローチの転がりが少しでも多ければ一気にオーバーするシチュエーションだった。

ショットの感触は悪くない

11番でセミラフからの2打目が池に転がり落ちてダブルボギーを喫した直後、ウェッジショットを右奥ピンまでしっかり突っ込んだ12番(パー5)で取り返すなど、後半は出入り激しくパーが2ホールだけ。「(落としたホールも)別に悪いプレーはしていないし、スコアを崩しているホールはもったいない。スコアにつながらないってことは、何かが足りない」。上向く兆しも見えたショットが巻き返しの原動力になる。(フロリダ州オーランド/亀山泰宏)