【福島】大阪市で7日にあった第97回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場…
【福島】大阪市で7日にあった第97回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)の組み合わせ抽選会で、3年ぶり7回目の出場となる聖光学院は第5日第2試合で常葉大菊川(静岡)と対戦することが決まった。
今月2日からこの日まで静岡・沼津で合宿していたという聖光学院。抽選後、竹内啓汰主将(3年)は「静岡でキャンプを張って、常葉大菊川さんとやらせていただけるのも何かの縁、巡り合わせなのかな」と笑った。
聖光学院は昨秋の東北大会で仙台育英や青森山田などに粘り勝ち、7年ぶり2回目の東北王者となった。主軸となる竹内主将と、昨夏の甲子園を経験した菊地政善選手(3年)は長打力があり、ともに昨秋以降の公式戦の打率は4割を超える。今年は斎藤智也監督が「攻撃陣がおもしろい」と評する攻撃型チームだ。
対する常葉大菊川には左投げの投手が複数いる。斎藤監督は「左ピッチャーの層が厚いので、左対策ということは必須になってくるんだろうなというイメージ。接戦で勝つ形に持ち込みたい」と話した。
竹内主将は「うまい野球をするつもりはない。熱くて泥臭い野球。春だけど真夏のような暑苦しいくらいの野球をしたい」と抱負を述べた。(坂上武司)