阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で18日に開幕する第97回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、朝日新聞社…
阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で18日に開幕する第97回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、朝日新聞社後援)の組み合わせ抽選会が7日、大阪市内であった。33年ぶり2回目の出場となる米子松蔭(鳥取県米子市)は、大会初日の第2試合(午後1時開始予定)で花巻東(岩手)と対戦することが決まった。
「ずっとドキドキしていた」。米子松蔭の惣郷峻吏(そうごうしゅんり)主将は抽選会場の2列目中央の席に座り、自分の番を待った。予備抽選の後の本抽選で、出場32校中27番目に引いたくじは「4」。先に3番を引いていた花巻東の隣に校名の札がかけられた。
惣郷主将は席に戻る途中、塩塚尚人監督と目を合わせて笑顔を見せた。「できれば第4、5日がよかったけど。(チームメートには)『マジか』と思われるかも。でも、素晴らしいチームと対戦できるのは楽しみ。ワクワクした気持ちでいっぱい」と惣郷主将。塩塚監督は「調整を早めていきたい」と話した。
選抜大会出場を引き寄せた昨秋の中国大会は、粘り強い守備と劣勢でもあきらめない姿勢で準優勝に輝いた。冬場は食事や筋力トレーニングで体を大きくし、得点力アップをめざしてきた。選抜大会での初勝利に向け、惣郷主将は「大会初日は観客も多いと思う。そういうのを楽しめるチームなので、自分たちの力を全部出して絶対に勝ちたい」と力を込めた。
米大リーグで活躍する大谷翔平選手らが輩出した花巻東との対戦は練習試合も含めて初めて。甲子園で初めて指揮を執る塩塚監督は「経験を積んだ選手が多く、粘り強くて試合巧者のイメージ」と分析し、「投手を中心にロースコアのいい試合をしたい」と話した。(富田祥広)