7日に大阪市の毎日新聞大阪本社であった第97回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会で、柳ケ浦の初戦は、18日にある開会式…

 7日に大阪市の毎日新聞大阪本社であった第97回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会で、柳ケ浦の初戦は、18日にある開会式直後の開幕試合(午前10時半開始予定)に決まった。対戦相手は二松学舎大付(東京)。田原光太郎主将(3年)は「対戦相手が決まり、今まで以上に甲子園に対する気持ちが出てきた。プレースタイルは今までと変わることなく守備から流れを作って粘り勝つ野球をしていきたい」と意気込んだ。

 「柳ケ浦高校、1番です」

 田原主将は指定されたゾーンからくじを引いた後、舞台中央のマイクで札を掲げて告げた。くじを見た瞬間、「びっくりして何も考えられなかった」。鈴木聡監督の方を見ると瀬戸学部長と苦笑いしていたという。

 田原主将は「注目されるので特別感を感じる。その中で自分たちのプレーを見てもらえるように精いっぱい頑張りたい」と話した。

 くじを引いた時点で、さきに抽選していた二松学舎大付との対戦も決まった。相手について「確実に自分たちより力がある」と評価し、挑戦者として「開幕までいつも以上に課題をすぐ見つけ、改善をしていかないといけない」と闘志をみせた。

 「どうしたらいいんですか」と開幕試合について知り合いの他校の監督や報道陣に尋ねていた鈴木監督は「開会式の後の試合なので、体の作り方とか準備が難しい。変則的な時間に対応しなければいけない」と語る一方で、「開会式直後の試合で気合が入る」と意気込んだ。選手たちに対し、「大会を通じて何かを感じてやってほしい。結果はあとからついてくる」と期待を込める。

 柳ケ浦は20年ぶりの甲子園出場で、1994年夏以来31年ぶりの勝利をめざす。昨秋の大分大会と九州大会の9試合で計14失点と、継投で選抜出場に貢献してきた投手陣が、東京大会など9試合で75得点、チーム打率3割9分4厘の二松学舎大付の強力打線を抑えることができるかが、試合のカギになりそうだ。(大村久)