上位3着までに桜花賞の優先出走権が与えられるレースだが、内回り1400mコースが使用される。チューリップ賞とともに桜…

 上位3着までに桜花賞の優先出走権が与えられるレースだが、内回り1400mコースが使用される。チューリップ賞とともに桜花賞への重要なステップレースに位置付けられているレースだが、チューリップ賞同様、近年ではトライアルを使わずに本番へ挑む馬が多く過去10年で、本レースをステップに桜花賞へと挑んだ馬は[1-0-2-42]。

 ◎ルージュラナキラはつわぶき賞優勝馬で、ここまで2戦2勝。10月のデビュー戦は逃げて半マイル通過49.3秒のスローペースに持ち込んだとはいえ最後の2ハロンを11.0〜11.0で後続を完封。続く2戦目のつわぶき賞は出遅れて、ポツンと最後方から大外をまわって豪快に突き抜けた。ねじ伏せた相手が紅梅Sを勝つナムラクララなのだから価値が高い。右回りの実戦は初めてだが、それだけで割り引く必要はあるまい。

 〇ランフォーヴァウはデイリー杯2歳S優勝馬。このレースは少頭数でスローペース。行きたい馬を行かせての中位追走からロスのないコースを選択したジョッキーと、それに応えた馬のレースセンスが光る1戦だったが、2着ドラゴンブーストは京成杯2着。3着ダイシンラーは朝日杯4着だから、数字以上にタフなレースだった。前走は直線で不利もあったが、終始外々を回らされる競馬になってしまった印象だ。

 ▲ボンヌソワレは春菜賞2着。休み明けで馬体重を増やしての出走だったが、前後半の4ハロンが46.6-46.9秒というタフな流れを自ら演出し、最後まで闘争心を失わない走りを見せた。前々走はスローペースの2番手からレースを進め、勝ち馬の決め手に屈したが最後2ハロンのレースラップは11.0秒、11.0秒。悲観する内容ではなかった。抽せんを突破して挑む1戦は侮れない存在だ。

 △インブロリオは紅梅S2着馬。このレースは前後半の4ハロンが45.9秒〜47.0秒というタフな流れ。その中で見せ場を作ったのが本馬だ。流れひとつで侮れない存在になりそう。ほかではファンタジーSに勝っている△ダンツエランと実力馬の△ショウナンザナドゥの巻き返しも視野に入れておきたい。最後に人気はなさそうだが△ウォーターエアリー。前走のファンタジーSは小柄な追い込み馬には厳しい条件だった。デビュー戦はクリノメイと差のない2着。改めてレースぶりに注目したい。