バレーボール・SVリーグ男子の大阪Bは7日、東京・駿台学園高の監督として「春の高校バレー」(全日本高校選手権)で3連覇に導くなどした梅川大介氏(43)が、4月1日付でアカデミー(育成組織)のダイレクターに就任すると発表した。梅川氏は3月末で…

バレーボール・SVリーグ男子の大阪Bは7日、東京・駿台学園高の監督として「春の高校バレー」(全日本高校選手権)で3連覇に導くなどした梅川大介氏(43)が、4月1日付でアカデミー(育成組織)のダイレクターに就任すると発表した。梅川氏は3月末で同校教員を退職する。

梅川氏は東京都出身。大東大からVリーグ(当時)女子のNECでコーチ兼アナリストを務めるなどし、2013年に駿台学園高男子部監督に。春高、高校総体、国民スポーツ大会(旧国体)で計10度の全国優勝に導いた。最新のバレー理論を取り入れた冷静な指導で知られ、日本代表の村山豪(愛知)や、今春の卒業生で日本協会からイタリア・セリエAに派遣された川野琢磨(ピアチェンツァ)らを育てた。

大阪Bは中学生対象のU15(15歳以下)と小学生対象のチームを持ち、日本代表の大塚達宣(セリエA・ミラノ)らを輩出。梅川氏は今後、両方の育成業務を総括する。