◇国内女子◇ダイキンオーキッドレディス 2日目(7日)◇琉球ゴルフ倶楽部(沖縄)◇6610yd(パー72)米ツアーから…

ショット、パットともまだ調整段階の稲見萌寧

◇国内女子◇ダイキンオーキッドレディス 2日目(7日)◇琉球ゴルフ倶楽部(沖縄)◇6610yd(パー72)

米ツアーから国内ツアーに復帰した稲見萌寧は通算13オーバー104位で予選落ちした。カットラインに8打も及ばぬ結果に「ドライバーは悪くないけど、アイアンがブレて…。やっぱりアイアンかな」と2025年初戦を振り返った。

圧倒的な強さで賞金女王に輝いた2020―21年シーズン後、腰痛など体調不良に見舞われて、体に負担のかからぬスイングを模索。その流れから、このオフは練習場にこもって調整に没頭し、ラウンド練習、ショートゲーム、パット、クラブ選択まで手が回らず、仕上がりは「10%」と見切り発車でシーズンを迎えていた。

初日はその影響がモロに出た。強い風雨と沖縄らしからぬ低気温のタフなコースで「82」。国内ではプロ転向後ワースト、10年前にアマチュアでツアーデビューした2015年「ヤマハレディース」第2ラウンドの「82」以来となる80台だった。

「歩いてワンラン(18ホールのラウンド)したのが、今週になってからで…。水曜のプロアマ戦はヘロヘロでした」という。その一方で、課題も浮き彫りになった。「練習場では良くなったけど、コースに出たらまだ不安で、それが試合本番になるともっとまだまだ。ちょっと打ち過ぎです。最低でも今日(の75)ぐらいでいかないと」。本調子まではしばらく時間がかかりそうだ。

小祝さくらは今季国内の主役になるべき存在だが

また、小祝さくらも通算10オーバー90位で、カットラインに5打も届かなかった。初日が7オーバー「79」で、22年「伊藤園レディス」最終日の「81」以来という3シーズンぶりの大たたき。82位の出遅れから、巻き返しを狙ったこの日もバーディなしの「75」に終わった。

「後半はビッグスコアを出すだけと思って、4アンダーぐらい目指してやっていたんですけど…。チャンスもあったけど、一つも入りませんでした」

竹田麗央山下美夢有らが米ツアーに渡った今季は、昨季メルセデスランキング最上位(4位)として“国内の主役”の期待がかかる。今大会も21年覇者で注目されたが、出場6回で予選落ちも2回経験していた。「悔しさもあるんですけど、もう終わってしまったので。“こういう時もあるよな”と」。そう言って気持ちを切り替えていた。(那覇市/加藤裕一)