ヨーロッパリーグ(EL)のラウンド16・1stレグ、レアル・ソシエダvsマンチェスター・ユナイテッドが6日にアノエタで行…

ヨーロッパリーグ(EL)のラウンド16・1stレグ、レアル・ソシエダvsマンチェスター・ユナイテッドが6日にアノエタで行われ、1-1のドローに終わった。なお、ソシエダのMF久保建英は81分までプレーした。

ミッティランとのプレーオフを連勝で突破したソシエダは、リーグフェーズを3位フィニッシュしたユナイテッドと対戦した。

前ラウンドではデンマークの強豪を2戦合計7-3の圧勝で退けたラ・レアル。しかし、直近の公式戦ではコパ・デル・レイでレアル・マドリー、ラ・リーガでバルセロナ相手に連敗。とりわけ、先週末のバルセロナ戦では前半のエルストンド退場が響きシュート0本での0-4の惨敗となった。イマノル監督はその一戦から先発7人を変更。サスペンション明けの久保やオヤルサバル、アゲルド、ブライス・メンデスら主力が復帰した。

一方、ユナイテッドはプレミアリーグで14位に低迷。さらに、前回王者として臨んだFAカップでは5回戦でフルアムにPK戦の末に敗れて連覇の夢が早々に潰えることに。心身ともにダメージを負ったフルアム戦からバウンスバックを図ったアウェイゲームでは先発3人を変更。負傷のマグワイアとウガルテの代役にドルグ、カゼミロ、エリクセンに代わってガルナチョが起用された。

立ち上がりから主導権争いが繰り広げられるなか、時間の経過とともにホームのソシエダが前線からのプレスと右の久保を起点にボールを動かしながらペースを掴んでいく。ただ、相手の守備を崩し切るまでには至らず。序盤はトゥリエンテスのミドルシュートなど散発的な攻撃にとどまる。

対するユナイテッドは遅攻の局面ではボールの前進に苦戦。それでも、得意のロングカウンターからガルナチョ、ドルグらがフィニッシュのシーンを作り出していく。

前半半ばから終盤にかけて試合は完全に膠着。引き続きソシエダがボールを保持するが、動かす位置が低く久保ら前線の選手に効果的にボールが入らず。また、なかなか相手の背後を取る攻撃もなく停滞。久保のプレースキックもなかなかチャンスに繋がらない。

同じく攻撃が停滞したアウェイチームだったが、前半終盤の37分には左で背後を取ったドルグのクロスを起点に人数をかけた攻撃を仕掛けると、ダロトのボックス右からのマイナスの折り返しをブルーノ・フェルナンデスがダイレクトシュート。これはDFのゴールカバーに阻まれるが、こぼれに詰めたザークツィーが連続シュートで際どいシーンを作った。

互いに攻めあぐねた印象が強い前半はゴールレスで終了。互いに選手交代なしで臨んだ後半は展開に大きな変化はなしも、ややゴール前の攻防が増えていく。

序盤にガルナチョが続けてシュートを放っていくと、57分にはアウェイチームに先制点が生まれる。相手陣内右サイドでタメを作ったガルナチョがDF3枚を引き付けてペナルティアーク付近のザークツィーに丁寧な横パスを送ると、これをオランダ代表FWが抑えの利いた右足ダイレクトシュートでゴールネットに突き刺さった。

後半も攻撃が停滞するなかでビハインドを背負ったラ・レアルは63分に3枚替えを敢行。エルストンド、トゥリエンテス、バレネチェアに代えてアランブル、マリン、オスカールソンを投入した。

すると67分、左CKの場面でアゲルドと競り合った相手MFブルーノの顔付近に上げていた手にボールが直撃すると、オンフィールド・レビューの末にPKを獲得。これをキッカーのオヤルサバルが冷静に左隅へ蹴り込み、幸運な形から同点に追いついた。

1-1のイーブンに戻った試合は再び膠着。これを受けて両ベンチが動きを見せると、ラ・レアルは81分に久保を下げてベッカーを右サイドに投入。すると、この交代でホームチームがより多くのチャンスを作り出した。

まずは84分、右サイドで背後を取ったベッカーの絶妙な折り返しをゴール前に走り込んだオスカールソンが右足アウトで合わすが、このシュートは枠の左に外れる。さらに、試合終了間際にはオヤルサバルのスルーパスに抜け出したオスカールソンがボックス左から鋭いシュートを枠に飛ばすが、今度はGKオナナの好守に阻まれた。

結局、試合は1-1のドローやむなしで割り切った戦いを見せたユナイテッドの思惑通りの形でタイムアップを迎え、膠着の初戦は痛み分けの結果となった。ホームで最低限のドローとなったソシエダだが、今季のホームゲームで苦戦するユナイテッドの状況を鑑みれば、2ndレグでの勝利は十分可能だ。

レアル・ソシエダ 1-1 マンチェスター・ユナイテッド

【レアル・ソシエダ】

ミケル・オヤルサバル(後25[PK])

【マンチェスター・U】

ジョシュア・ザークツィー(後12)