◇米国男子◇アーノルド・パーマー招待 presented by マスターカード 事前(5日)◇ベイヒルクラブ&ロッジ(…
◇米国男子◇アーノルド・パーマー招待 presented by マスターカード 事前(5日)◇ベイヒルクラブ&ロッジ(フロリダ州)◇7466yd(パー72)
世界ランキング3位のザンダー・シャウフェレが1月の開幕戦「ザ・セントリー」以来となる復帰戦に臨む。「戻ってこられてうれしい。短い間に思えるかもしれないけど、僕にとっては一生分のように感じた」と喜びがにじんだ。
ツアーの開幕戦で4日間プレーし、インドアゴルフの新リーグ「TGL」のオープニングゲームにも登場した後に右肋骨のけがで試合から遠ざかった。最初に違和感を覚えたのは昨年12月だったと明かす。「クリスマスの2、3日前から調子が悪くなり始めた。無視した“ベル”はいくつかあったんだ。痛くて死にそうだ…みたいなことにはならなかったんだけど」
悔やんでも悔やみきれないのは、地元サンディエゴ開催のトーナメントでプレーできなかったこと。今年に限っては恒例の「ファーマーズインシュランスオープン」に加え、2月「ザ・ジェネシス招待」もロサンゼルス山火事の影響を受けてカリフォルニア州トリーパインズGCに会場を変更したため、2度の機会を逃したことになる。
「年の初めにトリーパインズの(メインである)サウスをプレーすることは、僕にとって夢のひとつと言っていい。それを2度も逃すなんて…。本当に、本当に最悪だった」。なかなか諦めきれない気持ちから、ファーマーズの週の月曜日には1Wショットの感触を確かめ、9ホールを回ってみたが、徐々にコンディションが悪化。深いラフからのショットが最悪の事態を招くこともあるという医師の助言に従って休養を決めた。
CT、MRI、超音波検査と入念に患部の状態を調べ、「全て異常なし」とうなずく。サンディエゴではアイアンのみでプレーして身体を慣らし、フロリダ州ジュピターでジャスティン・トーマスとパー3コースを回るなどラウンドを重ねて3日にTGLで“復帰”した。
シグニチャーイベント(昇格大会)の今週はもちろん、次週は“第5のメジャー”と称される「ザ・プレーヤーズ選手権」(フロリダ州・TPCソーグラス)が控える。「(時間をロスした不安は)イエスでもありノーでもある。今までで一番快適なポジションにいると言えばウソになる。ただ、しばらく休んで、復帰して本当にいいプレーをした偉大な選手たちのことを考えてみてほしい。スコッティ(シェフラー)もけがから復帰して、一歩届かなかったけど優勝争いに加わっていた」。世界ランク1位を引き合いに出し、いきなりビッグトーナメント2連戦となる自らを鼓舞した。(フロリダ州オーランド/亀山泰宏)