バルセロナのハンジ・フリック監督が、前半に数的不利を背負いながらも敵地で勝ち切ったチームを称えた。 バルセロナは5日、エ…

バルセロナのハンジ・フリック監督が、前半に数的不利を背負いながらも敵地で勝ち切ったチームを称えた。

バルセロナは5日、エスタディオ・ダ・ルスで行われたチャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16・1stレグでベンフィカと対戦し、1-0で先勝した。

リーグフェーズで壮絶な5-4の打ち合いを演じた相手とベスト8進出を懸けた初戦に臨んだバルセロナ。立ち上がりからオープンな攻防が続いたなか、22分にはDFパウ・クバルシが決定機阻止のレッドカードで退場となるアクシデントに見舞われた。

後半は守勢を強いられたが、61分に相手のミスを突いたFWハフィーニャのゴールで先制に成功すると、後半終盤は相手の猛攻をGKヴォイチェフ・シュチェスニーを中心に決死の守備で守り抜き、敵地で大きな勝利を収めた。

同試合後、フリック監督は「チームをとても誇りに思う」と逆境のなかで120%の力を出して勝利をもたらした選手たちの献身を称賛した。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えている。

「チームをとても誇りに思う。22分に10人になった後、プレーヤーは素晴らしいパフォーマンスを見せた。我々は賢い試合をした。今日は良いゴールキーパーがいて、素晴らしい活躍を見せてくれた。我々はチームとして守備をしており、それが重要なことだ。彼らの活躍を嬉しく思う」

選手個々では「彼は残忍で信じられないほどのレベルにいる」と、相変わらず中盤で傑出した存在感を示したMFペドリへの称賛の言葉を並べつつ、再三のビッグセーブでチームを救った守護神に対しても労いの言葉をかけている。

「我々には素晴らしいキーパーがいて、彼が我々を救い、無失点に抑えてくれた。毎日トレーニングで彼を見ているので、彼がどれだけ優れているかはわかっている」

一方、クバルシ退場の煽りを受けて前半半ばの交代となったMFダニ・オルモは交代時に不満を露わにしていた。その点について問われた指揮官は「そういうこともある。選択しなければならなかった。彼や彼のパフォーマンスとは関係なく、戦術的な調整だけの問題だった。試合では正しい変更を行ったと思う」と、選手の不満に理解を示しつつも、監督として適切な判断を下しただけだと語った。

今回の重要な勝利によってベスト8進出に王手をかけたバルセロナ。しかし、公式戦における盤石ではないモンジュイックでの戦績も意識したか、2ndレグに向けて楽観的な考えはない。

「試合はまだ終わっていない。我々は良い位置にいるが、フットボールではいろいろなことが起こり得る。第2戦は厳しいものになるだろうし、我々は準備しておかなければならない」