◇米国女子◇HSBC女子世界選手権 最終日(2日)◇セントーサGC タンジョンコース(シンガポール)◇6779yd(パ…
◇米国女子◇HSBC女子世界選手権 最終日(2日)◇セントーサGC タンジョンコース(シンガポール)◇6779yd(パー72)
竹田麗央が今季3度目のトップ10をかけて臨んだ最終日は悔しさが残った。「悪い流れを断ち切るために、1個バーディが来たら良いと思うけど。その1個が獲れなかった」。8番(パー5)で獲ったこの日唯一のバーディにも、納得がいかないように表情は硬いままだった。
15位から出た最終日はパッティングに苦戦。3番で3パットのボギーを叩き、「上りのラインで3パット。そこから、自分を信じてストロークできなかった」。ストロークのリズムが速くなっていることに気づきながら、試合の中で合わせていくことが難しい。「距離感が全部強め。強すぎるくらい、強かった」とオーバーするパッティングが続き、7番(パー3)も3パットのボギーを叩いた。
「流れが悪いまま、ラウンドしてしまった」と切り替えられないまま、16番(パー5)は2オンに成功しながら3パットのパー。1バーディ、2ボギー「73」と伸ばせず、通算2アンダー21位で今季4戦目を終えた。この日のパーオン率77.77%(14/18)とショットが悪くないだけに、4日間でワーストの「35」パットが悔やまれた。
「もっと、練習します」と淡々と話す口調ににじむのは、実力が発揮できていないというもどかしさ。今季4試合を終えて、初戦「トーナメント・オブ・チャンピオンズ」8位、前週「ホンダLPGAタイランド」9位と2度トップ10入り。米ツアーで戦える手ごたえを感じるからこそ、最終日の失速は悔しかった。
国を挟んだ長距離の移動や、海外ツアーの雰囲気には慣れてきた。あとはプレッシャーがかかる試合のなかで、どれだけパフォーマンスを出し切れるかがカギになる。「まだ優勝争いもやっていないですし、簡単なミスもしてしまう。優勝争いができたら、もっとレベルアップすると思う」。海外で納得のいく結果を残すには、もう少し経験値が必要だ。
次週は「ブルーベイLPGA」(鑑湖ブルーベイGC)に参戦。シンガポールに続いて、中国も初めて訪れる国だ。「初めてシンガポールに来たので、すごく楽しい1週間でした。来週は切り替えて、いいプレーが出来るように頑張ります」。悔しさと期待を胸に中国へ向かう。(シンガポール・セントーサ島/谷口愛純)