スーパーラグビーのニュージーランド・カンファレンスで激しい首位争いを繰り広げているチーフスとハイランダーズが7日、ハミルトンで激突し、敵地に乗り込んだ昨季王者のハイランダーズが26-13で制した。チーフスの連勝は7で止まって8勝2敗(勝点…

 スーパーラグビーのニュージーランド・カンファレンスで激しい首位争いを繰り広げているチーフスとハイランダーズが7日、ハミルトンで激突し、敵地に乗り込んだ昨季王者のハイランダーズが26-13で制した。チーフスの連勝は7で止まって8勝2敗(勝点37)となり、前日に得失点差で暫定首位に浮上していた勝点同数のクルセイダーズを抜くことはできなかった。一方、堅守を発揮したハイランダーズは7勝3敗(勝点32)となり、じわじわと上位との差を詰めている。

 両チームには昨年のワールドカップで活躍した日本代表選手が所属しており、チーフスのNO8リーチ マイケルとPR山下裕史はともに先発したが、ハイランダーズのリザーブだったSH田中史朗が後半32分にフィールドに入る前にベンチへ下がっていたため、直接ぶつかり合うことはなかった。

 この試合はオールブラックスのスティーヴ・ハンセン ヘッドコーチとセレクターたちも観戦。注目のチーフス新星、FBダミアン・マッケンジーは果敢なランとハイボールキャッチなどでアピールし、脚の骨折から約2か月半ぶりに復活したハイランダーズのWTBワイサケ・ナホロは2トライを挙げて勝利に貢献した。