ブレイキングダウンの舞台で、プロキックボクサーが出禁経験のある「悪童」と対戦。電光石火の6秒KO決着に「キレえぐい」と…

 ブレイキングダウンの舞台で、プロキックボクサーが出禁経験のある「悪童」と対戦。電光石火の6秒KO決着に「キレえぐい」と視聴者から称賛の声が上がった。

【画像】見えない左ハイで衝撃KO

 朝倉未来がCEOを務める1分間最強を決める格闘技イベント『BreakingDown15』が、2日に東京ドームシティ内プリズムホールで開催。第6試合バンタム級ワンマッチMMAキルールで、レオと野田蒼が対戦し、野田が6秒KO勝ち収めた。

“叛逆の悪童”の異名を持つように、過去ブレイキングダウンを出禁処分になるなど、問題児として知られているレオ。だが試合では、直近でもシェンロンを相手にSLAP(ビンタ)ファイトで、KO勝ちを収めるなど結果を収めてきた。対戦相手の野田はK-1甲子園2020 -55kg王者のプロファイターで、“レオに顔が似ている”と言われていることから、今回の対戦が決まっていた。

 そんな二人の試合は一瞬で決した。ゴングが鳴って数秒、野田のハイキックがレオの顔面をとらえ6秒でレフェリーストップ。あまりに突然の出来事に、コメントでは「すげえ!」「はっや」「キレえぐい」とこの日一番の盛り上がりを見せた。

 この秒殺劇に解説席の山崎秀晃は「肩口から来る左のハイキックはなかなか見えない。経験の差が出た」と分析。勝利者マイクで野田は「マイク持つのはじめてで……レオは覚悟決めてきたと思うんで、これからは応援してあげてほしいです。RIZINでは不甲斐ない結果だったので、これからはMMAを練習していこうと思います」と、昨年末対戦した篠塚辰樹に手も足も出なかった自分を戒めるように、今後の活躍を誓っていた。