◇米国女子◇HSBC女子世界選手権 3日目(1日)◇セントーサGC タンジョンコース(シンガポール)◇6779yd(パ…

昨年のリベンジをかけて最終日に臨む古江彩佳

◇米国女子◇HSBC女子世界選手権 3日目(1日)◇セントーサGC タンジョンコース(シンガポール)◇6779yd(パー72)

古江彩佳が違和感を覚えたのは、単独首位で迎えた9番のセカンドショットだった。フェアウェイから残り149ydを、キャリーでグリーン右のカラーに外した。「あまり良いスイングができなかったのが、始まりで」。パターで打った3打目を1mに寄せてパーを拾ったが、8ホールで4つ伸ばした勢いはここで止まった。

暑さの中での戦いが続く

3打差5位から出た3日目、前半8ホールは着実に首位との差を縮めていった。1番、2番とフェアウェイからチャンスを作って連続バーディ。難度の高い4番(パー3)は、同組2人がピンを狙って池に落とすなか、セーフティに乗せてパーで切り抜けた。5番(パー5)は2オンの選択も頭にあったが、ティショットが右のセミラフに入った時点で3打目勝負にシフトチェンジ。残り106ydの3打目をピンに絡めるバーディで首位に並ぶと、続く6番も伸ばして8アンダー単独首位に立った。

後半は疲れに耐えられなかった

「暑さにちょっと、耐えきれなかった」と、9番から体の疲労を感じ始めたという。日中の平均気温は29℃で、湿気と強い日差しに集中力が奪われる。グリーンを外した2打目が、「気持ち悪さが残って、そのまま切り替えられずに行っちゃったのかな」と後に響いた。

12番、16番と3パットでボギーをたたき、17番(パー3)も手前のバンカーからの2打目を寄せきれずにボギー。「最後の5、6ホールくらいは、しんどさがあったかなと思います」と振り返ったが、最終18番はグリーン奥ラフからのアプローチを寄せてパーで耐えた。4バーディ、3ボギー「71」で通算5アンダー7位。最終日は首位を5打差で追う立場になった。

最終18番はパーで耐えた

「最後まで、しっかり集中すればチャンスはまだまだあると思う」。ホールアウト後はアイスクリームを片手に練習場へ。まだ強い日差しが残るなか、午後3時過ぎまで40分間、ショットとパットの調整を行った。昨年大会は、2打リードの単独首位で最終日を迎えて8位に終わった。暑さと戦いながら、リベンジをかけた最終日に挑む。(シンガポール・セントーサ島/谷口愛純)