◇米国女子◇HSBC女子世界選手権 事前(26日)◇セントーサGC タンジョンコース(シンガポール)◇6779yd(パ…
◇米国女子◇HSBC女子世界選手権 事前(26日)◇セントーサGC タンジョンコース(シンガポール)◇6779yd(パー72)
優勝しても結果が悪くても、あまり良し悪しのイメージは残さない。ただ、昨年の本大会は別だ。「悪い思い出しか、ないですね…」。振り返る古江彩佳の顔に苦笑が浮かぶ。単独首位で迎えた最終日にハンナ・グリーン(オーストラリア)の優勝を見届けて、涙をこぼした。吐き気と戦い「75」とスコアを落として8位に終わった。
2022年の米ツアー本格参戦から、食事で体調を崩した記憶はその時しかない。3日目の深夜から食あたりの症状が出ていた。「言い訳にしたくなかった」と当時は体調不良を明かさなかったが「朝からしんどかったなという印象しかないです」。シンガポールには苦い思い出が残った。
今週、食事は慎重を期すが、練習ラウンドはいつも通りフラットな気持ちでコースチェック。火曜に18ホール、この日のプロアマ戦で18ホールを回り、注意点でタイトになったフェアウェイをあげた。「飛距離が出ない方なので、フェアウェイもちょっと軟らかいホールがある分、厳しさはある。だからフェアウェイキープは絶対」。昨年は4日間のフェアウェイキープ率が89.3%(50/56)。ことしもティショットの精度がカギになりそうだ。
「しっかり攻めることを忘れずに。自分らしく、また上位争いができるように頑張りたい」と、上を目指す気持ちは変わらない。「シンガポールは日本のレストランも多いので」。“悪い思い出”に負けず、勝負メシのトンカツで戦いに備える。(シンガポール・セントーサ島/谷口愛純)