アルビレックス新潟は26日、サッカースクールコーチの酒気帯び運転を報告。業務委託契約を即時解除したことを発表した。 問題…

アルビレックス新潟は26日、サッカースクールコーチの酒気帯び運転を報告。業務委託契約を即時解除したことを発表した。

問題は25日に発生。24日の午後7時ごろから新潟市内の飲食店で、飲酒を伴う会食に出席。午後11時30分ごろに駐車場に停めていた自家用車に乗車して仮眠していた。

25日の午前1時ごろに起床し、アルコール成分が体内に残ったまま自家用車を運転。駐車場敷地外に出たところ、警察官に呼び止められ、アルコールチェックをした結果、血中アルコール濃度が基準値を超えたために酒気帯び運転として検挙されたという。

新潟は25日付で業務委託契約を解除。また、管理監督者への処分として、中野幸夫 代表取締役社長、栗原康祐 常務取締役が報酬3カ月の20%を自主返納したという。正式処分は取締役会で決議されるという。

新潟は、「2020年に所属選手が酒気帯び運転におよんだ事案があり、以来、コンプライアンス研修の実施や、社員および業務委託スタッフへのアルコールチェッカーの携行といった防止策や啓発活動を講じてまいりました。しかしながら、再発を防止できなかった事実を真しに受け止め、さらなる防止策の施行と社内コンプライアンス体制の見直しを図ってまいります」としている。

中野代表取締役社長はクラブを通じてコメントしている。

「酒気帯び運転は、非常に危険であり、決して許されない行為です。弊クラブには、過去にも同様な事案があり、再三にわたり注意を促し、全スタッフを対象にコンプライアンス研修を行ってまいりました。そういったなか発生した今回の事案を重く受け止め、あらためて社内の啓発活動を強化し、再発防止に努めてまいります。日頃より多大なるご支援を賜るすべての関係者様に、ご心配とご迷惑をおかけしましたことを、重ねてお詫び申し上げます」