(23日、サッカー明治安田J1 サンフレッチェ広島1―0横浜F・マリノス) 自ら得たPKを決めると、広島のFWジャーメイ…

(23日、サッカー明治安田J1 サンフレッチェ広島1―0横浜F・マリノス)

 自ら得たPKを決めると、広島のFWジャーメインはゴール裏のサポーターに向けてガッツポーズした。磐田から移籍後の初ゴール。「サポーターも早く取ってくれという思いがあったと思う。応えられて良かった」

 公式戦4連勝で迎えた今季のJ1本拠での初戦だった。好調なチームとは対照的にジャーメインは悩んでいた。「勝っても、モヤモヤしている」

 昨季はリーグ3位タイとなる19得点を挙げた29歳は、新天地に移ってからの公式戦で無得点が続いていた。「明らかに力んでいる。自分でも分かっている。早く決めたい」と語っていた。

 はやる気持ちを抑えつつ、この日、光ったのは「自分の特徴」と語る献身的な働きだった。

 体を張ったポストプレーで攻撃の起点になるだけでなく、守備では味方と連係して最前線から相手に重圧をかけ続けた。

 それらが実を結んだのは後半開始直後。敵陣深くで球を追い、奪った味方からのクロスを直接シュート。相手の手に当たってPKを獲得すると、左足で決勝点を挙げた。

 これでチームは清水、湘南と並んで開幕2連勝。昨季は勝ち点差4で届かなかった頂点に向け、上々の滑り出しだ。スキッベ監督は、勝利を呼び込んだ新戦力の活躍をたたえた。「得点もうれしいが、相手へのプレスなど非常に満足している。これからも続けて欲しい」(上山浩也)

 大迫(広) ACL2など今季の公式戦5試合で4完封のGK。「みんながゼロにこだわっているからこそ、こういう難しい試合でも勝ち点3を取れている」

 ホーランド監督(マ) 「相手のプレッシャーはすごく強度が高く、苦労した。ただ、自分たちのサッカーは出来たと思う」(上山浩也)