トッテナム・ホットスパーのアンジェ・ポステコグルー監督がリーグ戦3連勝を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 プレミア…

トッテナム・ホットスパーのアンジェ・ポステコグルー監督がリーグ戦3連勝を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

プレミアリーグ前節のマンチェスター・ユナイテッド戦を制し、久々のリーグ戦連勝としたスパーズ。22日の第26節ではイプスウィッチ・タウンとのアウェイゲームに臨んだ。

ウェールズ代表FWブレナン・ジョンソンが韓国代表FWソン・フンミンのゴールを押し込んで18分に先制。26分には再びソン・フンミンのラストパスからジョンソンが2点目を奪う。

前半のうちに1点を返されたものの、77分にイングランド人DFジェド・スペンス、84分にスウェーデン代表FWデヤン・クルゼフスキが追加点。4-1の大勝でリーグ戦3連勝とした。

試合を振り返ったポステコグルー監督は、「我々が奪った4ゴールはすべて質の高いゴールだった」と回想。チームの戦いぶりと前線の出来に満足感を示した。

「今日はハードワークが必要になるとわかっていた。イプスウィッチはリーグで最もハードワークをするチームの1つだ」

「スタジアムがもたらすエネルギーもあり、最初の10〜15分は彼らが非常に良いスタートを切った。だが、我々も難しいことをうまくこなしたと思う」

「難しいことを強いられたが、その努力のおかげでファイナルサードでのプレーは素晴らしかった。エキサイティングで、決定的だった」

また、「前半のソニー(ソン・フンミン)は手がつけられなかった」とも語った指揮官。負傷離脱から復帰して2ゴールのジョンソンも称賛している。

「ブレナンは我々にとって本当に良い選手だ。彼のような前線の選手は他にいない。いつ、どこにいるべきかを理解している。本当に決定的だ」

「彼が戻ってきて、60分間プレーさせられるのは素晴らしいことだ。長い間欠場していた。今日は良い気分だろう」

さらに、ケガ人が戻り始めているチーム状態にも触れ、ここから迎えるヨーロッパリーグ(EL)の決勝トーナメントやプレミアリーグでの上位浮上に向けて意気込んだ。

「たしかに、この2週間はミッドウィークで休めたことが間違いなくプラスになった。数人の選手の復帰も重なった」

「今日はペドロ(ペドロ・ポロ)とマダーズ(ジェームズ・マディソン)を休ませることができた。私は選手を交代させられるし、出場する選手が違いを生む。チームを活性化させるためのこの2週間を最大限活用できたことはたしかだ」

「まだ欠場している重要な選手も何人かいる。(ドミニク・)ソランケ、リシャルリソン、(クリスティアン・)ロメロ、(ミッキー・)ファン・デ・フェン。今日はベン・デイビスが欠場だ。彼らはまだ戻ってきていない」

「これからの10日間、今後に向けて十分に準備できる非常に良い機会を得られた。ヨーロッパの戦いに直面していくが、明らかに十分ではないリーグでの立ち位置を改善するチャンスでもある」