国内女子ツアーの2025年初戦となる「ダイキンオーキッドレディス」(3月6日~/沖縄・琉球GC)を2週後に控え、22日…
国内女子ツアーの2025年初戦となる「ダイキンオーキッドレディス」(3月6日~/沖縄・琉球GC)を2週後に控え、22日に開幕イベントが羽田空港で行われた。ツアーの広報担当「JLPGAブライトナー」から青木瀬令奈、蛭田みな美、山内日菜子が出席。トークショー形式でシーズンの見どころなどを語った。
今季ツアーの“熱い”ポイントを問われた青木は「戦国時代」と表現。「毎週、誰が勝ってもおかしくない。毎年のプロテストも、シード選手くらいの力量がないとなかなか受からない時代になってきた。(下剋上のような)シンデレラストーリーがある選手もいれば、ベテランの復活優勝まで目白押しだと思っています」と、ルーキーを含めてまんべんなくチャンスが広がっている様相に触れた。
特に竹田麗央(昨季8勝)、山下美夢有(同2勝)、岩井明愛、岩井千怜(ともに同3勝)と37試合のうち合計16勝を挙げた選手たちが米ツアーに主戦場を移すシーズンでもある。勢力図が動こうと、拮抗しているツアーでサバイバルを勝ち抜く大変さは同じ。蛭田が「フィールドのレベルはそんなに変わらないと思う」と言えば、山内も「『(昨季上位陣が)いないからチャンスだね』ってすごく言われるんですけど、全然そんなことはないなって。みんなのレベルが上がっているのは間違いない。その中でいかにチャンスをつかみ取れるか」。優勝経験者がそろって表情を引き締める。
その中でも気になる選手を問われた青木は佐久間朱莉の名前を挙げた。昨季未勝利の選手としては最上位のメルセデスランキング8位に食い込んだ22歳。「ホントに勝てそうで、たまたま勝っていないっていうくらいの実力の選手。今年こそかなって、個人的に注目しています」。初優勝の壁を突破すれば、一気に大ブレークする可能性もあるとみる。蛭田と山内は進化を続けるツアー6勝の39歳・藤田さいきへのリスペクトをにじませた。
オフはそれぞれ課題と向き合ってきた。昨年11月に両足の種子骨を骨折が判明した青木は、フィジカル面だけでなく技術面でもフェードからストレートドローに球筋を変えるトライに踏み切った。生命線ともいえるショートウッドやユーティリティでピンを狙うカットボールの打ち方に好影響をもたらすと考えてのことだ。蛭田は2月のはじめからパターコーチに師事して強化中。ショートゲームを強みとする山内はウェッジを3本から2本に減らし、ウッド系を増やすセッティングを考えている。
充実の調整期間を過ごし、群雄割拠のシーズン開幕へ。イベントの最後、ダイキンオーキッドレディス優勝者予想のコーナーでは、それぞれがフリップに力強く自分の名前を書き込んだ。(編集部・亀山泰宏)