開幕黒星スタートとなった東京ヴェルディは22日、県立カシマサッカースタジアムで開催される明治安田J1リーグ第2節の鹿島ア…
開幕黒星スタートとなった東京ヴェルディは22日、県立カシマサッカースタジアムで開催される明治安田J1リーグ第2節の鹿島アントラーズ戦で今シーズンの初勝利を目指す。その重要な一戦に向けて攻撃のキーマンが静かに闘志を燃やす。
昨季昇格組ながら6位フィニッシュのサプライズを起こした東京V。J1での2年目に向けては“2年目のジンクス”が危惧される一方、さらなる躍進を期待する声も大きい。
そんななか、16日に国立競技場で開催された清水エスパルスとの開幕戦では、2023シーズンの昇格プレーオフ決勝のリベンジを果たすべく、高いモチベーションで臨んだアウェイチームの圧力に屈する形で0-1の敗戦となった。
ガンバ大阪からの完全移籍移行で、今季から正式に緑の戦士の一員となったFW山見大登はスタメン出場を果たしたが、チームとともに持ち味を発揮できず。途中出場でインパクトを残せなかった昨季の横浜F・マリノスとの開幕戦同様にほろ苦いシーズンのスタートになった。
その開幕戦について山見は「前から守備に行きたいというところで、センターバックのところを自由にさせすぎた」。「後手を踏んでしまって、後ろでボールを取ってカウンターというところが難しく、攻撃にも繋がらないと思うので、そういった部分ではもっと前で守備をして、前で取ってカウンターという形を増やせればよかった」と、アグレッシブさを欠いた守備面での問題に言及。
さらに、「前を向いてドリブルするシーンだったり、シュートやクロスまで行くシーンというのがなかったと思うので、ボールを受けられないなら受けられないなりに、自分で受けたときに1枚剥がすなりして、数的優位を作るというのをもっと増やせればよかった」と、個人としての反省についても触れた。
そういった反省を踏まえて臨む鹿島戦。個人としてはアウェイでの対戦で“幻のアシスト”、ホームでの前回対戦では2ゴールを奪って2-1の勝利に貢献。
相性がいい相手と言えるが、「いいイメージが別にないわけではないですけど、(濃野)公人とマッチアップしたかったなとは思います。公人が僕のことを知っているぶん、いやだと思うのでそこは楽しくできますけど、他の選手はそんなに変わらないかなと思います」と関西学院大学の後輩であるDF濃野公人とのマッチアップを楽しみと語りながらも特別な意識はないという。
それでも、「去年までとは違って、監督が鬼木さんというところで、まだ開幕戦だけでは見えない部分もあると思いますけど、どの監督であっても鹿島は強度という部分がある。そこの強度の部分で相手に負けたら絶対に勝てないと思うし、開幕戦でもことごとくそういったところで負けていたと思うので、そこで勝って前向きに多くのチャンスを作っていけばいいと考えています」と、清水戦で改めて思い知らされた“戦う”という部分を強調して臨みたい考えだ。
昨季は第6節の湘南ベルマーレ戦で初ゴールとともにチームの初勝利に貢献した背番号11。早い段階でのゴールを渇望しながらも、なによりも優先すべきはチームの勝利。鹿島戦では清水戦で見せられなかった攻撃面での躍動感とともにファン・サポーターに歓喜を届ける。
「去年も最初は出れなかったですし、出始めて点を決めてという部分で、そこで連続して取れたというのがありました。早く1点がほしいですけど、やっぱりチームが勝つことが大事だと思うので、そこで我を出しすぎずにやっていきたいです」
「シュートであったり惜しいシーンとかを作らないと、観客の皆さんも楽しくないと思いますし、観に来ている意味がないと思うので、そういった部分で違いを作っていければいいかなと思います」