イングランド・プレミアリーグのリバプールが、所属するサッカー日本代表MF遠藤航のプレーをSNSで徹底解剖した。動画によ…
イングランド・プレミアリーグのリバプールが、所属するサッカー日本代表MF遠藤航のプレーをSNSで徹底解剖した。動画による遠藤のすごさの分かりやすさに加え、クラブからの評価の高さがうかがえ、日本のファンも興奮を高めている。
遠藤としては、満足なシーズンを過ごしているとは言えないだろう。世界的名門に招かれた昨季は月間最優秀選手にも選ばれるなど主力として活躍したが、監督が交代した今季は交代要員となっている。
それでも、いや、だからこそ、遠藤のすごさが浮き彫りとなる「事件」が起こった。2月16日に行われたウルバーハンプトンとのプレミアリーグ第25節で、出場時間20分ほどながら、この試合のMVPに選ばれたのだ。
試合は前半37分までにリバプールが2点をリードしていたが、後半22分に1点差に詰め寄られる。遠藤がピッチに立ったのは、その4分後のことだった。
ルイス・ディアスとの交代でピッチに立った遠藤は、自身の役目を完璧に果たした。反撃弾を決めたウルブスの背番号10、マテウス・クーニャを封じるなど、1点差を守り切り、チームに勝点3をもたらしたのだ。
その働きに、ファンが大きな称賛を贈った。クラブがファンから募る投票の結果、遠藤がプレイヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれたのだ。
その働きぶりに、クラブもあらためて敬意を表した。ウルブス戦の遠藤を深堀り。活躍ぶりを解説する動画をSNSで公開したのだ。
その動画では、位置取りがいかに優れているか、いかに相手のエースを封じたかなど、遠藤の持ち味が徹底解剖されている。その投稿には現地ファンも、「エンドーは仕事を完璧にやり遂げた」「もっと出場時間を与えてほしい」との声を上げた。
■「遠藤ガチでエグすぎる日本の誇り」
また、日本のファンの興奮も高まった。プレーの素晴らしさが分かりやすいことはもちろん、日本代表キャプテンへの敬意が感じられ、SNSでも感動の声が広がったのだ。
「うわあ、公式でプレイ解説…!」
「こうやってみるとすごい選手なのが分かりやすい」
「必見!」
「いかに攻撃を封じるかのお手本」
「遠藤ガチでエグすぎる日本の誇り」
「20分の出場でMOMもすごいけど、それをわざわざクラブが工数かけて掘り下げてる。これはちょっと半端ないが過ぎる」
「世界最高峰のチームメイトたちに讃えられても、「これが俺の仕事だ」と言わんばかりの遠藤の振る舞い。かっこよすぎます。プロ中のプロです」
どんな状況であっても、常に自身のベストを求め続ける。その生き様自体が、遠藤の人間としての器の大きさを物語っている。