第97回選抜高校野球大会の選考委員会が24日、大阪市内で開かれ、21世紀枠で横浜清陵(神奈川)の春夏通じて初めて…

センバツ出場が決まり、笑顔を見せる横浜清陵の選手たち=横浜市南区で2025年1月24日午後4時21分、小出洋平撮影

 第97回選抜高校野球大会の選考委員会が24日、大阪市内で開かれ、21世紀枠で横浜清陵(神奈川)の春夏通じて初めての甲子園出場が決まった。全国有数の激戦区で奮闘してきた公立校に吉報が届いた。

神奈川勢初の「21世紀枠出場」

 21世紀枠で神奈川勢が選ばれるのは2001年の第73回大会の創設以来初めて。神奈川勢の公立校の出場は、1997年の第69回大会の横浜商以来となる。

 「高校野球は学校の部活動」という原点に立ち返り、横浜清陵の野球部は生徒の「自治」で運営され、練習メニューの考案やメンバー選考を選手主体で進めている。

 グラウンドは他部と共有で使用時間にも制限があるが、細部までこだわりを持った練習に取り組んでいる。昨秋の神奈川大会で8強入りするなど県内では常に上位を狙うチームとして定着している。

 チームを20年から率いる野原慎太郎監督(42)は神奈川・東海大相模出身。控え投手として00年の第72回選抜大会で優勝を経験した。

 横浜清陵は横浜市南区にある県立校。みなとみらい地区の横浜ランドマークタワーや観覧車「コスモクロック21」が望める小高い丘の上にある。74年に清水ケ丘として開校し、04年に大岡と統合して横浜清陵総合となり、17年に現校名となった。清水ケ丘時代の卒業生に、俳優の斉藤由貴さんがいる。【石川裕士】