サッカーJ3テゲバジャーロ宮崎は16日、ホームのいちご宮崎新富サッカー場(宮崎県新富町)でリーグ開幕戦に臨み、AC長野…
サッカーJ3テゲバジャーロ宮崎は16日、ホームのいちご宮崎新富サッカー場(宮崎県新富町)でリーグ開幕戦に臨み、AC長野パルセイロに0―1で敗れた。
直前まで小雨が降る悪条件のなか、1438人の観客が詰めかけた。テゲバは昨季のリーグ最終戦から6人の先発メンバーが替わったが、序盤からエースFW橋本啓吾選手のポストプレーや、右サイドのMF阿野真拓選手とDF松本雄真選手の連係などで長野を押し込んだ。ただ、前半28分にマークがずれて相手MFに先制を許すと、守りを固めた相手を崩せず、13本のシュートを放ったものの点を奪えなかった。
開幕戦の黒星は3年連続。大熊裕司監督は「表現したいものは表現できたが、判断ミスが失点につながり、最後まで取り返せなかった」。「リアクションの早いサッカーで相手を翻弄(ほんろう)できた」と手応えを感じつつ、「フィニッシュの精度を上げないと難しい」と語った。
今季、主将を務める橋本選手は「ゴール前、あと少しという場面が何度もあり、練習して改善するしかない。連敗は絶対しない」と前を向いた。
今季新加入し、この日2本のシュートを記録したDF下川陽太選手は「スタートダッシュとはいかなかったが、38分の1なので下を向いている暇はない。前を向いて戦うので応援よろしくお願いします」と話した。
次節は23日午後2時から、ホームのいちご宮崎新富サッカー場で福島ユナイテッドFCと対戦する。(中島健)