スペイン1部マジョルカに所属するサッカー日本代表FW浅野拓磨が披露したテクニカルなプレーに興奮の声が集まった。 現地2…
スペイン1部マジョルカに所属するサッカー日本代表FW浅野拓磨が披露したテクニカルなプレーに興奮の声が集まった。
現地2月16日に行われたラ・リーガ第24節で、マジョルカは本拠地ソン・モイシュでラス・パルマス戦と対戦し、3-1で勝利した。その試合に5試合ぶりにスタメン出場したのが、浅野だった。
今季新加入ながらレギュラーポジションの掴んだ浅野は、開幕戦から好プレーを披露していたが、昨年9月17日の第7節のプレーを最後に負傷離脱を強いられた。その後、12月6日の第16節で復帰するも調子が上がらず。だが、この日は違った。右MFの位置から攻守に幅広く動き回り、後半開始早々には惜しくも枠外も鋭いオーバーヘッドシュートでゴールを狙う場面を作ると、さらに後半9分だった。
自陣からクリア気味のボールが右サイドの裏のスペースに放り込まれると、鋭く反応した浅野が俊足を飛ばして追い付くと、後方頭上から落ちてくるボールに対して、走りながら右足甲での繊細タッチで完璧なトラップを披露。そのままドリブルに繋げると、さらに相手DFに囲まれた状態から相手の股の間を抜いて鋭く突破。中央の味方にパスを繋ぎ、決定機を生み出した。
■「三笘に並ぶくらい後ろからのボールトラップするの上手いやろ」
この浅野の一連のプレーにマジョルカだけでなく、リーガ公式も反応。公式エックス(旧ツイッター)上で「AsanooooooH!!」の文字と拍手マークで称えている。そしてSNS上には次のようなコメントが寄せられた。
「浅野、めっちゃ上手いな。」
「浅野が先日の三笘さんばりの神トラップをしてるやん」
「トラップ三笘クラスやんけ」
「ワールドカップのドイツ戦を思い出したよね。」
「ドイツ戦の逆転ゴールもそうやけど、三笘に並ぶくらい後ろからのボールトラップするの上手いやろ」
「日本人選手、みんな後ろからのボールのトラップうますぎ」
同じ週末のリーグ戦で、ブライトンの三笘薫の極上トラップからのゴールが話題となったが、三笘よりも3歳上の30歳の浅野も負けじと“美技”を披露。カタールワールドカップのドイツ戦のゴールを思い出したファンも多くいたようだ。