V・ファーレン長崎は15日の明治安田J2リーグの今季開幕戦、長崎市のピーススタジアムでロアッソ熊本と対戦。鮮やかな逆転…
V・ファーレン長崎は15日の明治安田J2リーグの今季開幕戦、長崎市のピーススタジアムでロアッソ熊本と対戦。鮮やかな逆転劇を見せ、3―2で白星発進した。昨年10月に本拠を同スタジアムに移して初めてのナイトゲーム。雨の中、1万9248人が来場して熱戦を見守った。
J2優勝でのJ1自動昇格をめざす長崎は今季加入したMF山口蛍、GK後藤雅明、DFエドゥアルドらも先発出場。序盤は熊本の積極的な守備でリズムをつかめず、前半10分に失点した。「緊張もあってか、前半はやりたいことができなかった」(下平隆宏監督)
後半14分、昨季も中心選手だったMFの増山朝陽と松沢海斗を投入すると歯車がかみあい始め、同17分に松沢のクロスボールにMFマテウスが合わせて同点に。同19分に増山の倒れながらのパスに反応したFWエジガルがシュートを決めて逆転、同22分にはマテウスがPKを決め、一気に巻き返した。
試合前には花火やレーザーも使った華やかな演出もあり、サポーターからは「長崎じゃなかごたる」といった声も。次節は23日、レノファ山口FCと山口市で対戦する。(寿柳聡)