【SVリーグ】日本製鉄堺ブレイザーズ 2-3 サントリーサンバーズ大阪(2月15日・男子第16節)【映像】アリーナ騒然の衝撃トリックプレー これぞフェイクセットと思わせるトリックプレーが成功した。ブロックに入った2選手だけでなく、会場の観客…
【SVリーグ】日本製鉄堺ブレイザーズ 2-3 サントリーサンバーズ大阪(2月15日・男子第16節)
これぞフェイクセットと思わせるトリックプレーが成功した。ブロックに入った2選手だけでなく、会場の観客さえも欺いたプレーに反響が相次いでいる。
注目のプレーが生まれたのは大同生命SVリーグ第16節の日本製鉄堺ブレイザーズ戦だった。第4セットを手にして、2ー2の同点に持ち込んだサントリーサンバーズ大阪は、第5セットも一進一退の攻防のなか、11ー10と1ポイントリードした。
サントリー、髙橋塁の強烈なサーブで始まったこのゲーム。両チームともに渾身のスパイクを放ちながらも、しっかりとレシーブで繋ぎラリーが続く。するとネット上の混戦からサントリー陣内に戻ってきたボールを藤中颯志がトスをあげて、そこに髙橋藍がバックアタックを狙って跳んできた。
しかし髙橋は、空中でスパイクを突如、キャンセル。ライトへのトスに切り替えるフェイクセットを見せると、これがハマり最後はアレクサンデル・シリフカが強烈なスパイクを叩き込んだ。
ブロックの2選手だけでなく、会場も欺く美しいフェイクセット。この攻撃が決まると、アリーナからに大歓声が響いた。解説の青山繁氏は「今のフェイクセットにしても髙橋藍が打つギリギリ。ギリギリのモーションじゃないと引っかからない。2枚が寄っていたのでね」と髙橋のプレーを称えた。
またSNSのファンたちは「藍選手のフェイクセットからシリフカ選手が決めるとか贅沢すぎて。ホンマに綺麗に決まりましたね!」「本当に見てて気持ちフェイクセットすぎ」「確かにこれはお手本」「とってもかっこいい」「まじで1回生でフェイクセット見てみたい」など多くの賛辞が寄せられた。
結局最終セットを15ー12で制したサントリーが、セットスコア3ー2で勝利。なお美しいフェイクセットを決めた髙橋藍は、この試合でチーム2位となる14得点をマーク。さらにバックアタックも2位となる7回を試みて4得点を挙げており、そういった数字もこのフェイクセットに影響したのかもしれない。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)