明治安田J2リーグのヴァンフォーレ(VF)甲府は15日、甲府市のJITリサイクルインクスタジアムで今季開幕戦を迎え、レ…
明治安田J2リーグのヴァンフォーレ(VF)甲府は15日、甲府市のJITリサイクルインクスタジアムで今季開幕戦を迎え、レノファ山口FCに1―0で勝利した。ホーム開幕戦での白星スタートは、J2優勝を決めた2012年以来。背番号10のFW鳥海芳樹選手のシュートにサポーターが歓喜した。
前半を0―0で折り返し、後半6分。新加入のFWマテウス・レイリア選手からパスを受けた鳥海選手が、左足で鮮やかにネットを揺らした。
鳥海選手はすぐにピッチを飛び出し、VFサポーターの歓声に包まれたスタンドに駆け寄って喜びを爆発させた。甲府は最後まで積極的な攻撃を展開し、1点を守り切った。
試合後、鳥海選手はインタビューで「(左足を)思いっきり振り抜いた。絶対にJ1に昇格したい」と力強く語った。大塚真司監督は記者会見で試合を振り返り、「チームに一体感が出てきた。今後につながる大きな勝利になった」とチームの成長に手応えを感じていた。
次節は22日にRB大宮アルディージャとNACK5スタジアム大宮(さいたま市)で対戦する。(池田拓哉)