多くのスター選手たちとの契約を成立させてきたキャッシュマンGM。そんな敏腕にとっても日本球界は重要な拠点だ。(C)Get…

多くのスター選手たちとの契約を成立させてきたキャッシュマンGM。そんな敏腕にとっても日本球界は重要な拠点だ。(C)Getty Images
日本人選手たちの価値が球界内で高まっている。昨今のオフに米市場で繰り広げられたサムライを巡る争奪戦はそれを物語った。
昨オフは山本由伸がドジャースと12年総額3億2500万ドル(約471億3000万円=当時のレート)の投手史上最高額(大谷翔平を除く)のメガディールを締結。そして今冬は最終的な契約額こそ650万ドル(約10億2700万円)だが、佐々木朗希を巡って「20球団以上30球団未満」が参戦した。
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この二人以外にも多くの選手がメジャーリーグに移籍する中で契約金は確実に高騰。そして獲得に本腰を入れる球団もかつてないほどに増加している。そうした契約動向は日本人選手たちの真価が認められている証左と言えよう。
実際、米球界の酸いも甘いも熟知する関係者からは、日本人選手獲得の意義が語られている。現地時間2月14日に米紙『New York Daily News』などの取材に応じたヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMは、「我々はきちんとスカウトしている。他球団と比べても、私たちが日本人選手にとって最高の移籍先となるような方法を見つけようとしている」と強調。国際的な市場における日本球界の重要性を説いた。
これまでもヤンキースでは多くの日本人選手が活躍してきた。その中で松井秀喜や黒田博樹、田中将大、そしてイチローといった名手たちの獲得にも携わってきたキャッシュマンGMは、有力な日本人選手獲得の秘訣が「単純なスカウティングだけではいけない」と持論を展開している。
「ドジャースを見てくれ。彼らは日本人選手を獲得する上で、チームが最適な目的地になるように素晴らしい仕事をしている。そして彼らにはショウヘイ・オオタニという素晴らしいリクルーターがいる。彼の影響があるのは明らかだ。そのアドバンテージが生まれたことで、彼らは日本市場を開拓するのに非常に素晴らしい仕事をしている。マツイは今でもニューヨーク近郊に家を構えている。そしてイチローやタナカも、みんなここでプレーするのが大好きだった。だから、我々がやるべきことがあるのは明らかだ」
来オフには村上宗隆のメジャーリーグ移籍が有力視されている。日本人選手の価値が高まる中で、25歳の日本人スラッガーがどのような評価を得るのかは大いに楽しみなところである。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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