現地2月14日、イングランド・プレミアリーグ第25節が行われ、サッカー日本代表MF三笘薫が奪った驚愕のスーパーゴールに…

 現地2月14日、イングランド・プレミアリーグ第25節が行われ、サッカー日本代表MF三笘薫が奪った驚愕のスーパーゴールに世界中が沸いている。

 10位のブライトンが本拠地アメリカンエクスプレス・スタジアムに4位チェルシーを迎えた一戦。6日前に行なわれたFAカップ4回戦での同一カードで美しいタッチで決勝ゴールを決めた三笘は、この日も4-2-3-1の左サイドMFでスタメン出場した。そして、0−0で迎えた前半27分だった。

 ボールは、ブライトンのオランダ代表GKバルト・フェルブルッヘン。ペナルティエリアのラインを少し越えたところから相手最終ラインの裏を狙ったロングキックを送り込んだところに三笘が反応した。

 センターライン上で半身になって準備を整えていた三笘は、ボールの落下点へ向かって全速力で走り込むと、DFを引き連れた状態で後方頭上から落ちてきたボールをジャンプしながら右足甲で吸い付くような“空中ビタ止め”トラップ。さらに着地した直後に右足アウトサイドで切り返して相手DFをかわすと、スピードに乗ったまま右足でカーブをかけたコントロールショットをゴール右隅へ突き刺した。

 このゴールに試合の解説を務めた林陵平氏は「いやぁ!スーパー!」「後ろから来たボール、あのトラップ」「キャプテン翼じゃなくてキャプテン三笘でしたね。これはすごいゴールだ!」と大興奮。実況の倉敷保雄氏も「完璧でした」「彼にやっぱボールを集めていいんだねっていうゴールでしたね」と目を丸くした。

■「プレミアの歴史に残るスーパーゴールになったよ」

 この三笘の異次元トラップからの美しいゴールにチームメイトも大興奮で、現地でもすぐさま大きな話題となった。そしてSNS上には次のようなコメントが寄せられた。

「ベルカンプみたい!三笘のトラップ、神レベルだわ。」
「メッシ級とか、ベルカンプ並とか、え、こんなの初めて見たわ…天才か!」
「三笘が想像を超えてきた。震えた。すごすぎる。トラップえぐい。」
「後ろから来るロングボールをトップスピードでDFにつかれながら走ってきて、トラップ&切り返し、シュートって、これは歴史に残るゴールだと思う。三笘選手凄すぎる!!」
「日本人の歴史に残るのではなく、プレミアの歴史に残るスーパーゴールになったよこれは」

 これで三笘は公式戦2試合連発での今季7点目でプレミアリーグ今季6点目。昨年の11月末から年明けにかけて公式戦8戦未勝利(6分け2敗)と苦しい時期を過ごしたブライトンだったが、三笘の“連続美弾”で公式戦2連勝。次節、2月22日のサウサンプトン戦も期待できそうだ。

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