ソトは最もリスクの高い契約なのか(C)Getty Images MLBの2025年シーズンに向けてのキャンプがスタートし…

ソトは最もリスクの高い契約なのか(C)Getty Images

 MLBの2025年シーズンに向けてのキャンプがスタートしているが、米放送局『FOXスポーツ』は現地時間2月14日(日本時間15日)、「オフシーズンに最もリスクの高い契約6選」という記事を掲載した。

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 ヤンキースをFAとなり、メッツと15年総額7億6500万ドル(約1150億円)で契約したフアン・ソトは1位にランクインされ、「彼が致命的なケガをしないようにする必要がある」としながらも、「26歳のソトはMLBの過去5シーズン、いずれも150試合に出場しており、このスポーツで最も耐久性のある選手のひとりである」と記した。

 ただ、「ケガのリスク以外にも、ソトの平凡な守備と平均以下の走塁能力は、野球史上最大かつ最長の契約の半分くらいで彼を外野の一角から追い出す可能性がある」と指摘。「特に30代後半になると、WAR6~8を維持できなくなる可能性はないとは言えない」と分析している。

 2位にはパドレスからドジャースに移籍したタナー・スコットが挙げられた。記事では「スコットは非常に不安定な投手だ。ストライクゾーンがどこなのかまったくわかっていないように見えるときもある」とし、速球とスライダーのコンビネーションが持ち味で、チームメイトとなった大谷翔平“キラー”としても力を発揮してきたが、制球難を課題に挙げた。

 ドジャースと4年総額7200万ドル(約112億円)で契約したが、「今後4年間、制球力の問題を克服しながらそのレベルで活躍することを期待するのは、わずか2年間の実績しかないのに、高額な代償を伴う大きな要求だ」と、4年契約に疑問を呈している。

 その他、3位にはアレックス・ブレグマン(3年1億2000万ドル:レッドソックス)、4位はマックス・フリード(8年2億1800万ドル:ヤンキース)、5位はウィリー・アダメス(7年1億8200万ドル:ジャイアンツ)、6位はルイス・セベリーノ(3年6700万ドル:アスレチックス)がランクインしている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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