プレミアリーグで完敗を喫したチェルシーには、厳しい声が寄せられている。 チェルシーは14日に行われたプレミアリーグ第25…
プレミアリーグで完敗を喫したチェルシーには、厳しい声が寄せられている。
チェルシーは14日に行われたプレミアリーグ第25節でブライトン&ホーヴ・アルビオンと対戦。直近で行われたFAカップの同カードでは敗れており、そのリベンジの場として勝利が求められていた。
しかし、試合は前半、日本代表MF三笘薫に先制点を許すと、その後も失点を許してハーフタイムへ。後半もチームとして良い形を作ることができずさらなる失点を喫すると、そのまま枠内シュートすら打てず0-3で敗れた。
この敗戦について、イギリス『スカイ・スポーツ』で元イングランド代表DFのジェイミー・キャラガー氏は酷評。攻撃も守備もまるで整備されていないとし、このままでは昨シーズン以上の成績を残すことにも苦労するかもしれないと案じた。
「マレスカとチェルシーにとって、これは本当に最悪な夜だろう。何の成果もなかった。ピッチの両端で、酷いパフォーマンスだったと思う。得点するようにも、相手を跳ね返せるようにも見えなかった」
「またしてもチェルシーのGKは酷いパフォーマンスであり、説得力に欠けている。10億ポンド以上をチームに費やして、起用されるのがこのGKでは…。もちろん、GKだけでなく、守備自体が十分でないのも確かだ」
「彼らは個々を見れば優れた選手だと思う。だが、4バックとして見たときに本当の力があるようには見えない」
「前線の6人の名前を紙の上で見れば、かなり魅力的に思えるだろう。実際、そこには優れた選手が何人かいる。しかし、何かが欠けている状態だ。コール・パーマーはボールを持っているときだけ本当に素晴らしい」
「今日はコール・パーマーが馬鹿げたプレーをやったのを見たばかりだ。でも、それは今日のせいだけでなく、ここ数カ月を考えてもフラストレーションがたまっているのだろう。調子が悪いとき、3人の選手の間をすり抜けようとするなんて…でも、彼がパスしたとしてもチームメイトはそれをどうするんだ?」
「チェルシーでどうしても理解できないのは、お金を使うことや、最大のトロフィーを競わないことではない。GKの問題だったり、しっかりとしたストライカーなしで試合に臨んだりする事実だ。あれだけ出費をしてこれはあり得ない」
「チェルシーはできるだけ早く試合に勝てる状態に戻らなければ、今シーズンは彼らにとって破綻だろう。今。彼らが参加しているヨーロッパの大会(ヨーロッパ・カンファレンスリーグ)は、チェルシーが参加すべき大会ではない。たとえ優勝したとしても、大した評価は与えられないはずだ」
「もちろん、この段階では昨シーズンより進歩しているかもしれない。だが、ポチェッティーノ監督が率いた昨シーズンのチームは、残り14試合で1敗しかしていないと思い出す必要がある。そして私は、次の13試合で1敗もしないチームをここでは見られなかった」