2月14日(現地時間2月13日)、NBAダラス・マーベリックスのセンター、ダニエル・ギャフォードが11日(同10日)のサクラ…
2月14日(現地時間2月13日)、NBAダラス・マーベリックスのセンター、ダニエル・ギャフォードが11日(同10日)のサクラメント・キングス戦で膝内側側副靱帯(MCL)の捻挫により、少なくとも回復に6週間を要すると『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者が報じた。
マーベリックスは重厚なフロントコートを構築するため、ロサンゼルス・レイカーズとのトレードでルカ・ドンチッチを手放す代わりに、アンソニー・デイビスを獲得。ギャフォードとデレック・ライブリー2世がセンターを務め、デイビスを本来希望するパワーフォワードで起用することでゴール下の制圧を目論んでいた。
デイビスがチームに合流した際、すでにライブリーは右足首の疲労骨折で復帰まで2~3か月の欠場になるだろうと『ESPN』が報じていたが、それでもマーベリックスのフロントコート陣は依然として十分な層の厚さがあった。しかし、控えセンターのドワイト・パウエルは、股関節の捻挫のため過去14試合を欠場しており、デイビスもマーベリックスでのデビュー戦で左内転筋を痛め、少なくとも4週間は欠場する事態に。プレーオフに向けて加速が期待されたチームは一気に台所事情が変貌した。
マーベリックスはビッグマン不在ながら2連勝し、30勝26敗でウェスタン8位につけているが、同11位のフェニックス・サンズとの差は3ゲームしかなく混戦模様。窮地に立たされたマーベリックスにとっては、選手たちの一刻も早いケガからの復帰を願うしかない。