J2のジェフユナイテッド千葉が、新グッズを発表した。グッズそのものの魅力だけではなく、モデルを務めた選手の特技が明らか…
J2のジェフユナイテッド千葉が、新グッズを発表した。グッズそのものの魅力だけではなく、モデルを務めた選手の特技が明らかとなり、ファンが驚きの声を上げた。
いよいよ、Jリーグのシーズンがスタートする。日本最高峰のカテゴリーで頂点を争うJ1だけではなく、上のカテゴリーへの昇格へと野心を燃やすJ2、J3でも熱い戦いが繰り広げられる。
千葉もJ1昇格を目指してぎらつくチームのひとつだ。かつてはリーグカップを連破したこともあったが、2010年から始まったJ2での戦いは、16シーズン目に突入してしまった。
チャンスがなかったわけではない。2023年は今季も指揮を執る小林慶行監督の下、6位につけてJ1昇格プレーオフへ進出。ただし初戦となる準決勝で敗れてしまい、昨シーズンは最終節を前にプレーオフ圏内につけていながら、最終戦で0-4と大敗して7位へと後退。またも涙をのむことになった。
J1から遠ざかる年月が長くなるほどに、何としても昇格したいとの思いは強くなる。そんなときに頼りたくなるのが、お守りだ。
千葉はリーグ戦開幕を目前にして、新グッズの販売を発表した。定番であるマグカップやファン心理をくすぐるアクリルキーホルダーとともにラインナップされたのがお守りだ。
単なるお守りではない。クラブマスコットが今年の干支である「巳年スタイル」に身を包み、クラブカラーのままに緑と黄色のコントラストがまぶしい。
さらにはこのお守り、自分からの発信も可能だ。中には願い札が入っており、自分の願い事を書き込んで、願いをかなえてくれる存在へと思いを伝えることができるようになっているのだ。
■「久保庭選手は字がきれい…!」
これらのグッズを、クラブはSNSでアピール。すると、思わぬ反応が起きた。
「今年もキター」
「久保庭選手は字がきれい…!」
「ぼにくんの、達筆よ!!!!」
「字がすごく綺麗!!」
「私もこれ買ってなんか書こうかな」
今回発表されたグッズをアピールするため、一役買ったのがプロ2年目の久保庭良太だ。下部組織で育ち、立教大学を経て戻ってきた23歳のCBが、グッズを手にして微笑んでいる。
本人の姿以上に存在感を放ったのが、久保庭が願い札にしたためた願い事だ。ややサッカーとは離れた願いだが、書き込まれた文字を見れば真剣かつ丁寧にペンを運んだことが分かる。特技という他なく、まさに「達筆」という言葉しか当てはまらないような文字だった。
久保庭ら千葉の選手たちは願いをかなえることができるのか。千葉は2月15日、いわきFCのホームに乗り込み、2025年シーズンの幕を開ける。