2月13日(現地時間12日、日付は以下同)。フェニックス・サンズは、オールスターブレイク前最後のヒューストン・ロケッツ戦を1…
2月13日(現地時間12日、日付は以下同)。フェニックス・サンズは、オールスターブレイク前最後のヒューストン・ロケッツ戦を111-119で落としたことで、3連敗となった。
26勝28敗でウェスタン・カンファレンス11位と順位に変動はなく、プレーイン・トーナメントへ出場可能な最終枠にいる同10位のゴールデンステイト・ウォリアーズ(27勝27敗)とのゲーム差は1.0のままとなった。
サンズはブラッドリー・ビール(つま先)を4試合連続で欠き、ロケッツ戦ではデビン・ブッカー(腰)も欠場と苦しい状況の中、チーム最年長(36歳)のケビン・デュラントが奮闘。
12日のメンフィス・グリズリーズ戦で、足首捻挫から4試合ぶりに出場した男は、ゲームハイの34得点5ブロックに3リバウンド3アシストを記録。続くロケッツ戦でも、両チーム最多の37得点に加えて5リバウンド9アシスト2スティールをたたき出した。
グリズリーズ戦を終え、デュラントはレギュラーシーズン通算1101試合目で3万8得点に到達。NBA史上8人目の通算3万得点という大台をクリアしてみせた。
「ゲームを作り上げて、前進させてくれた彼らと同じカテゴリーに入ることができて本当に光栄だね」と話したデュラントの上にいるのは、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)、カリーム・アブドゥル・ジャバー(元レイカーズほか)、カール・マローン(元ユタ・ジャズほか)、コービー・ブライアント(元レイカーズ)、マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)、ダーク・ノビツキー(元ダラス・マーベリックス)、ウィルト・チェンバレン(元サンフランシスコ・ウォリアーズほか)という偉大な選手たち。
キャリア17年目の今シーズンも、平均27.3得点6.0リバウンド4.2アシスト1.4ブロックにフィールドゴール成功率53.2パーセント、3ポイントシュート成功率40.4パーセント(平均2.4本成功)、フリースロー成功率82.5パーセントを誇るベテランフォワードは、影響を受けた選手として歴代6位にいるノビツキー(通算3万1560得点)、さらには同14位に立つアキーム・オラジュワン(元ロケッツほか/通算2万6946得点)を挙げていた。
「特にあの2人だ。俺はダークとアキームから数多くのことを取り入れてきた。それがものすごく大きいね。俺は彼らのような偉大な選手たちに触発されてきたし、常に彼らのレベルまで到達したかった。今回はまさにNBA選手としてエキサイティングな時なんだ。けど俺は常に彼らから刺激を受けてきた。そんな彼らと同じ集団に入ることができて、とにかく信じられないね」
デュラントのキャリアはまだまだ続く。17日には「NBAオールスターゲーム2025」が控えており、サンズは21日のサンアントニオ・スパーズ戦から後半戦が始まるだけに、オールスター期間でリフレッシュし、再びフル稼働してほしい限りだ。
【動画】通算3万得点をクリアしたデュラントのキャリア好プレー集!