イタリアセリエA ペルージャ対グロッタッツォリーナ戦の結果 プロバレーボールプレーヤーで日本代表の石川祐希が所…

プロバレーボールプレーヤーで日本代表の石川祐希が所属するイタリア・セリエAのペルージャは現地時間の9日、アウェイのPalaSavelliでグロッタッツォリーナと対戦。3-1(25-17、23-25、25-16、25-23)で勝利した。
第1セット、石川が攻撃で得点を重ね、中盤ではサービスエースも決め、チームの連続得点に貢献する。セメニウクもサーブが好調で、25-17でペルージャが先取する。
第2セットは石川のサービスエースでスタートするが、グロッタッツォリーナはペトコヴィッチが攻撃力を発揮し、ペルージャのブロック陣もなかなか止められない。石川はサーブで狙われ、一度ベンチに下がる。ペルージャはその後も逆転できずに23-25で第2セットを落とす。
第3セット、コートに戻った石川はディフェンスで活躍。ロセルのサーブから点差を広げ、石川がこの日3本目のサービスエー スも決めるなど、ペルージャは得意のサーブ&ブロックが機能し、25-16と点差をつけてセットを制した。
第4セットもペルージャ優位の展開となり、1点差まで詰め寄られるも、好調のOPベンタラがクロスに決め、25-23でセットを奪取。 セットカウント3-1でペルージャが試合を制した。ベンタラ、セメニウク、石川、ロセルがそれぞれ2桁得点(石川は12得点)の活躍を見せ、総合力で掴んだ勝利となった。

石川は試合後、所属事務所を通じて、次のようにコメントした。
先週のターラント戦に続き、今回も勝ち点3点を取ることができました。チームとしてのプレーも良くなっていると思います。個人パフォーマンスに関しては、スパイクは良かったと思いますが、サーブはミスが出たので修正が必要だと思いますし、レセプションは引き続き高い水準が残せるように戦っていきたいです。
また、グロッタッツォリーナの体育館でのプレーは初めてで、アウェイで満席というすごい雰囲気でしたが、それも楽しむことができました。
レギュラーシーズンも残り3戦となり、ミラノ・モンツァそしてピアチェンツァと力のあるチームばかりなので、しっかり勝ちきれるよう準備していきたいと思います。
次戦は、16日(日)イタリア時間 18時(日本時間 26時)より大塚達宣所属のアリアンツミラノと対戦する。昨年11月の対戦では叶わなかった石川と大塚の直接対決にも期待したい。

写真:Lega Pallavolo Serie A