明治安田Jリーグが14日、開幕する。33年目のシーズンを盛り上げ、栄冠を手にするクラブはどこになるか。今季は、チームを…
明治安田Jリーグが14日、開幕する。33年目のシーズンを盛り上げ、栄冠を手にするクラブはどこになるか。今季は、チームをまとめ上げる監督たちにも注目だ。
■腕のみせどころ J1、8チームで監督交代
今季のJ1を戦う20クラブのうち、8チームが新監督を迎えた。長期政権からの転換に伴い、「玉突き人事」が各所で起きたのが特徴だ。
筆頭は、鹿島アントラーズの鬼木達監督。川崎フロンターレを率いた8季でJ1を4度優勝、ルヴァン杯は1度、天皇杯全日本選手権も2度制した。7冠の実績を引っ提げて新天地に選んだのは、現役時代にプレーした古巣だった。2016年を最後に国内主要タイトルから遠ざかる名門の立て直しを託された。
川崎はその後任に、アビスパ福岡を率いた5季で確かな手腕を見せた長谷部茂利監督を招いた。福岡の後釜は、金明輝氏。かつてサガン鳥栖で結果を出しながらパワハラ問題で退き、日本サッカー協会が指定した研修や更生プログラムを経て現場復帰。昨季、J1初昇格ながら3位に入ったFC町田ゼルビアをヘッドコーチとして支えた。
ルヴァン杯準優勝だったアルビレックス新潟で評価を高めた松橋力蔵監督はFC東京へ。引き抜かれた新潟は、J監督未経験の樹森大介氏を抜擢(ばってき)した。昇格した清水エスパルスは3季目となる秋葉忠宏監督が初めてJ1クラブを率いる。
横浜F・マリノスやセレッソ大阪は外国籍の新監督を据えた。欧州の基準を持ち込んだ広島のスキッベ監督のように、日本サッカーに新たな刺激を与える存在になるだろうか。
選手の力を引き出し、勝負強いサッカーで、ファンを魅了するのは誰か。監督たちの腕の見せどころだ。(藤木健)