立教大学 1-2 明治大学 勝:齊藤 敗:田中誠 本塁打:明治・河野1号(6回) 明治が白熱の投手戦を制して秋季リーグの天王山・第1回戦を手にした。 試合は初回から動く。明治は1点を追う1回裏、先頭・竹村(浦和学院)が四球で出塁。その後…

立教大学 1-2 明治大学
勝:齊藤 敗:田中誠
本塁打:明治・河野1号(6回)

明治が白熱の投手戦を制して秋季リーグの天王山・第1回戦を手にした。

試合は初回から動く。明治は1点を追う1回裏、先頭・竹村(浦和学院)が四球で出塁。その後、三塁まで走者を進めると、4番・逢澤(関西)が中前タイムリーを放ち、すかさずゲームを振り出しに戻す。

2回以降はこう着状態で迎え、6回裏にゲームが再び動く。先頭の伏兵・河野(鳴門)が相手先発・田中誠(大阪桐蔭)のストレートをバット一閃振り抜くと、打球はレフトスタンドに飛び込んで2対1と勝ち越しに成功。

投げては先発・齊藤(桐蔭学園)が7安打1失点、さらには今秋最多の11奪三振で完投とエースにふさわしいピッチングでチームを勝利に導いた。

敗れた立教は田中誠が6安打2失点で好投するも、6回の一発に泣いた。一方の打線も1回に幸先良く先制点を奪うも、それ以降は、齊藤の両コーナーを突くコントロールとスライダーに苦しめられて2ケタ三振を喫した。立教は今秋初黒星。明日の2回戦で、勝敗をまずはタイに戻して勝ち点を目指す。